米国発 金融危機関連情報

2009年01月17日(土)  バンカメの不良1180億ドル米政府が肩代わり

��120、バンカメの不良1180億ドル米政府が肩代わり
1月17日  

1、米政府、バンカメに10兆円保証 1.8兆円資本再注入
           2009年1月17日  日経
2、バンカメに政府の追加資本注入観測、シティとともに国有化との声も
2009年 01月 16日 13:49 JST
3、米、一段の資本注入必要も=FRBは「信用緩和」で対処−バーナンキ議長
2009/01/14-01:11 時事通信
4、11月24日 米国発 金融危機関連情報 �癸僑�
――― 米銀行大手シティ 不良資産29兆円―

バンカメの資本注入は、前回受けた250億ドルに上積みされる。今回は200億ドル(約1兆8000億円)の資本再注入で合計は450億ドルになる。バンカメが買収した米証券大手メリルリンチの不良資産から生じる損失が膨らんだためであるという。

これに加えて「バンカメが保有する1180億ドル(約10兆6000億円)の不良資産から今後生じる損失の大半を米政府が肩代わりする」という。米国最大の銀行が政府の支援なくしては成り立たないという深刻な実態である。これでは国営の銀行といっても過言でない。自由を標榜する米国が強権の共産主義政権が取るような手段を講じているのである。この矛盾にどう答えるのだろう

昨年11月米銀行大手シティの不良資産29兆円から発生する損失の90%を政府が負担する支援を決定している。バンカメとシティの両行で資本注入の他に
約30兆円を米政府が肩代わりするのだ。

http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20090117


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1、米政府、バンカメに10兆円保証 1.8兆円資本再注入
           2009年1月17日  日経
 【ワシントン=大隅隆】米政府は16日、米銀行大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)に公的資金で追加支援を実施すると発表した。バンカメが保有する1180億ドル(約10兆6000億円)の不良資産から今後生じる損失の大半を米政府が肩代わりする。同時に200億ドル(約1兆8000億円)の資本再注入も実施する。バンカメが買収した米証券大手メリルリンチの不良資産から生じる損失が膨らんだためで、大手銀への追加支援は昨年11月のシティグループ向けに続く。実体経済の悪化を受けて米国の金融システムの深刻な実態が改めて浮き彫りになった。
 米財務省、米連邦準備理事会(FRB)、米連邦預金保険公社(FDIC)は、同日未明に共同声明の形で発表した。(22:06)

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2、バンカメに政府の追加資本注入観測、シティとともに国有化との声も
2009年 01月 16日 13:49 JST
 [ワシントン/ニューヨーク 15日 ロイター] 15日のニューヨーク株式市場で、米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)とシティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)が急落。バンカメが政府から追加資本注入を受けるとの観測が伝わったが、バンカメとシティがクレジット関連の損失拡大に対処する能力への懸念に圧迫された。
 バンカメもシティも、景気後退が深刻化するなかで融資の焦げ付き増加などへの対応能力が問われている。その一端が明らかになるのが第4・四半期決算。シティは16日朝、バンカメは来週発表する。
 バンカメについては、関係筋の情報として、政府から150億ドルの資本注入、一部不良資産の保証を受ける見通しとされている。資本注入は実行されれば、米金融安定化法の不良資産救済プログラム(TARP)のもとで受けた250億ドルに上積みされる。
 政府保証の規模をめぐっては、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が1150億─1200億ドル、ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は1180億ドルと伝えている。NYTはさらに、四半期配当を1株0.32ドルから0.01ドルに減額、幹部報酬の制限、買収したメリルリンチの不良資産について200億ドルの評価損が発生する可能性も報じた。
 WSJによると、政府保証は、昨年11月にシティに講じた措置と似た内容で、保有資産に損失が発生した場合、バンカメ、財務省・連邦預金保険公社(FDIC)、連邦準備理事会(FRB)の順で損失を負担する。
 関係筋の話では、ブッシュ大統領とオバマ次期大統領は、政府保証を含む支援策を了承したという。
 バンカメと財務省はコメントを差し控えた。その他当局のコメントは現段階で得られていない。
 バンカメの第4・四半期損益について、アナリストの平均予想は1株0.19ドルの黒字となっているが、損失を予想する向きもいる。
 シティは5四半期連続の赤字が予想されている。アナリストの予想は諸項目を除外して1株1.32ドルの赤字。関係筋によると、決算とあわせて事業縮小計画が発表される見通し。
 <国有化の観測>
 アナリストからは、両社の国有化観測がでている。
 ヘッジファンド、シーブリーズ・パートナーズ・マネジメントを率いるダグ・カス氏は、バンカメもシティも大き過ぎてつぶせないとして国有化の可能性を指摘した。
 CNBCは、シティが国有化観測を否定したと伝えた。シティの広報担当者はコメントを差し控えた。
 米運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエルエリアン最高経営責任者(CEO)は「銀行システムの動向は、過去からひきずっている負の資産や景気悪化でバランスシートが受けている持続的で強い逆風を表している」と指摘した。
 アナリストは、世界的な金融混乱の引き金となったリーマン・ブラザーズ・ホールディングスLHEMQ.PKの破たんといった事態の再発を米政府は避けたいと考えているとみている。
 米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁はニューヨークで記者団に対し、もし大規模な米銀が国有化されたら「非常に驚き」とし、FDICは銀行の破たんに対応するのに十分な資金を確保していると述べた。アナリストは今年、来年と数百単位の金融機関破たんがあると予想している。
 こうした状況下、ポジティブな材料もでた。JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)が15日発表した第4・四半期決算は、76%の大幅減益ながら一部アナリストの予想は上回った。

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3、FRB議長「追加資本注入の必要も」
                      2009年1月14日  日経
 【ロンドン=吉田ありさ】バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は13日、ロンドンで講演し「(金融システムへの)追加的な資本注入や(政府)保証が必要になるかもしれない」と述べ、政府が追加的な公的資金の投入を迫られる可能性があると指摘した。金融システム安定に向けては「バッドバンク(不良資産買い取りの専門銀行)設立」も一案だと言及。オバマ次期米政権に金融システム安定化策の抜本的な拡充を促した。
 同議長は「金融機関からの不良資産の分離を、資本増強を組み合わせるならいくつかの方法がある」と述べ、「バッドバンク設立」のほか、政府による不良資産購入、金融機関の損失への政府保証などを具体策として挙げた。
 米財務省は不良資産を抱えた金融機関に公的資金を投じて資本を増強してきた。バーナンキ議長の発言は不良資産の分離で金融機関に追加損失が発生しにくいようにする必要性を示唆した発言だ。(00:42)
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4、米、一段の資本注入必要も=FRBは「信用緩和」で対処−バーナンキ議長
2009/01/14-01:11 時事通信
 【ワシントン13日時事】バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は13日、ロンドンで行った講演で、金融機関に対する一段の資本注入や債務保証が必要になるかもしれないとの見解を示した。また、FRBは長期証券買い取りや資金供給を通じた「信用緩和」策などの強力な政策手段を持っており、景気回復のため積極的に活用するとの決意を示した。
 議長は、景気悪化見通しや資産の劣化により金融機関の財務が圧迫され続ける可能性があると指摘。最大7000億ドルの公的資金を活用する金融安定化法に基づき実施された銀行への公的資本注入や、連邦預金保険公社(FDIC)による銀行債務の保証をさらに拡大し、信用市場の安定や正常化を図る必要があるかもしれないと述べた。
 同法が当初目標とした金融機関からの不良資産買い取りについては、買い取り専門の機関を設立することも一つの方法だと指摘した。

5、11月24日 米国発 金融危機関連情報 �癸僑�
――― 米銀行大手シティ 不良資産29兆円―――

1、米政府、シティに1.9兆円追加注入 不良資産29兆円損失補償 日経
2、シティ救済策の概要                     日経
3、シティの資産保証は最長10年 米政府救済策の詳細明らかに  日経
4、不良資産29兆円の損失保証 米銀シティ救済策で合意    共同通信
5、シティの普通株配当を実質禁止、役員報酬に上限 米政府が条件 日経
6、瀕死のシティ救済で200億ドル追加注入 米政府が深夜の発表 産経
7、米シティグループのCDSスプレッドが縮小、救済策の発表受け    JST
8、シティグループ5万人削減                  読売

 金融危機は野放しの自由が作り上げた金融システムが起こした破滅的な危機でないかと思う。米政府シテイグループに対する公的資金の投入と保障は次の通りである。
1、公的資本注入額の合計  450億ドル(約4兆5000億円)
2、不良資産の損失保証   3060億ドル(約30兆円)
シティが保有する不良資産の3060億ドルについて政府が保証。巨額の損失が出た場合に政府は大半を負担すると言う内容だ。金融の素人の見解であるが、これ程の不良資産が発生する金融システムは可笑しいと思う。

 30兆円といえば小さな国が国家破産する金額である。米国は保険最大手のAIGグループとシテイグループだけで、50兆円を超える公的資金を支出することになる。米国の国債発行額は約1000兆円である。この借金が1050兆円になることを意味する。素人なので巨視的な傾向の予測で恐縮であるが、米国はこの金融危機で借金が200兆円あまり増えて、1200兆円になるのではないか。問題はこの国債を米国民と何処の国が引き受けるのであろう。民間の金融危機が国家の危機に発展する可能性を否定出来ないと思う。


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石田ふたみ [MAIL]

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