今日、神戸大の院に進学した知人と逢った。 ぷりぷりの甘えびを肴に冷酒を酌み交わしていると、 「煙草、吸っていい?」 ・・・来たな、と思った。 酒の席で煙草を吸わない愛煙家はまず居ない。 普段なら断るところだが、酒の席ではこちらが譲歩。 どうぞ、と目で合図すると、 彼は嬉しそうにフィリップ・モーリスに手をかけた。
私自身は煙草を吸わない主義なので分からないが、 (吸ったら吸えるのだろうが敢えて吸わないってこと) 酒を飲むとどうしても煙草が吸いたくなるらしい。 珈琲も然り。特にブラックでは欠かせないらしい。
何故だろう?
ただ酒と珈琲には不思議なぐらいに文学がよく似合う。 胃潰瘍に悩まされ、死に追い込まれた漱石。 睡眠薬によって永遠の眠りについた芥川。 恋人と共に自ら河に飛び込んだ太宰。 そもそも文学とは不健康な者が創り上げた世界なのだから、 自然な組み合わせなんだろうね。
別に酒好きな自分を弁護をするわけではないけれど、 不健康なものほど魅力的に映るのは人間の性でしょう。 だって、血色のよい芥川って・・・嫌じゃない?(笑)
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