台風が行かない限り、この暑さが収まることはないのか。 何故夏生まれなのにこんなに暑さに弱いのかは謎だが、 とにかくもう辛抱たまらん!!(怒)
今日も古本屋で3冊購入。そのうちの一冊。
・『日々のこと』(吉本ばなな/幻冬社文庫)
さすがにこの人の名前を知らない人はいないのだろう。 海外でも「BANANA YOSHIMOTO」といえば、「YUKIO MISHIMA」や「YASUNARI KAWABATA」、 果ては「GENJI-MONOGATARI」、「BASHO」と肩を並べる有名人なのだから。 かくいう私もこの人の作品は単行本化されているものは全部読んでいる。 乱読家の私が一人の作品を集中して読むことは本当に珍しいから、 よほど性に合うのだろうと思う、いわゆる「ばなな作品」というものが。
ただし、私はこの人のエッセイはあまり好きじゃない。 今作品を読んでも・・・う〜ん、いま一つぴんとこない。 まぁ、デビューしてまだニ、三年の頃の作品だし、 作者自身も後書で「この頃の文章は・・・」なんて言ってるぐらいだから 仕方ないといえば仕方ないのかもしれない(何様だ、お前は)
私はエッセイはセンスの集合体だと思う。 短い文章の中で、何を題材に選び、どのようにまとめるかは全て作者の腕次第だ。 だから、面白いエッセイ集に出会うことは、 実は面白い小説に出会うことの数倍は難しいのじゃないだろうかと思うのである。
最近文庫化された『ハードボイルド/ハードラック』(吉本ばなな/幻冬社文庫) こっちは非常に吉本ばなならしい小説で、私は面白かった。 「最近のばなな作品はなんだか宗教がかってきた」とは友人の談だが、 この人の文章そのものが、日常を生々しく描くよりも、 日常に限りなく近い非日常を描くにふさわしいものなのだから、 そう感じたとしても不思議ではない。むしろソコが味なのだろう。
さて、本日はいつにも増して偉そうにべらべらしゃべってきましたが、 日本文学研究とはそもそも大作家に難癖つけてナンボの社会なのです。 どうか平にご容赦を。
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