| 2001年08月22日(水) |
『夢で会いましょう』 |
2日前から弟が帰省している。 よって、今日は久々に両親姉弟、家族揃って飲みに出かけた。 弟はあいかわらずアルコールに弱かった(生中1杯って何!?) 両親は何かと弟の世話を焼きたがり、叱られていた。 私はこんな平凡で些細な日常が何よりも愛しく思えた。
本日の一冊 ・『夢で会いましょう』(糸井重里・村上春樹/講談社文庫)
糸井重里、コピーライター。 「コピーライター」って、何て不思議に満ちた職業なのだろう。 私流に解釈するならば、まさに言葉の魔術師だ。 詩人、ソングライター辺りが近いのかなぁ・・・ 短い言葉でそのモノを(もしくは戦法としてそのモノの一面を)的確に表現する人々。 あ〜、「戦法」、私、今イイ事言ったね。 まさにコピーライターとは戦略家である。 その戦略にはまって手にした本はどれぐらいあるのだろう(苦笑)
さて、今作品はエッセイでもなく、ショートショートでもない。 強いて言うならば、{(エッセイ+ショートショート)÷2}とでも言おうか。 それぞれのフィールドで活躍する言葉の玄人同士の攻防戦とでも言おうか。 とにかく風変わりな作品であることには違いないのであるが、 このテの作品を読む場合、全部が全部面白いことを期待してはならない。 心の琴線に触れなければあっさり読み流せばよい、 その中で一つでも「コレだっ」と思えるものがあればメッケモノなのである。
ちなみに私の場合は、糸井氏の「アシスタント」「キャンプ・ファイア」「シーズン」。
森へ行きましょう娘さん、と歌いかけられて、 「ハッハッハ」と答える娘さんは、まったく、何を考えているのだろうか。 笑って誤魔化すのはいけない。 行く気があるなら、「ハイ」と、その気がないなら「イヤです」と、 はっきり言うべきである。 (「キャンプ・ファイア」より)
・・・完敗です、はいお手上げ。
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