| 2001年09月28日(金) |
『憧れのまほうつかい』 |
夏休み最終週の金曜日も大学へ。 今日は3時半から古文ゼミがあったのであるが、やっと『伊勢物語』完読。 華やかな恋愛譚などといった固定概念はすっかり吹っ飛び、 男女の関係はいつの時代も変わらず多種多様であることがよく分かった。 教科書にももっと面白い挿話を載せればいいのにとちょっとだけ考える。
古文ゼミ、次回からは『狭衣物語』に決定。
本日の一冊: ・『憧れのまほうつかい』(さくらももこ/新潮文庫)
私にとって「さくらももこ」は好きを越えた特別なエッセイストである。 生まれて初めて読んだエッセイ『もものかんづめ』以来、彼女の虜なのだ。 (限られたお小遣いを遣り繰りしてどうにか生活していた高校時代において、 彼女のエッセイだけは新刊で買い揃えていたのも1つの証といえよう)。 何故なら、彼女の文章はとにかく私の笑いのツボをぎゅっと押える。 内容云々よりも彼女の言い回しや語彙が私の心の琴線をくすぐるのである。 たとえば人と人とが気が合うように、私と彼女の文章も波長が合うのだと思う。 おかげで今回も電車の中で笑いが止まらず、密かに顰蹙を買ってしまった。
今作品の主題はさくら女史お気に入りの絵本画家「エロール・ル・カイン」。 名前を聞いてもよく知らなかったので、早速大学図書館で探してみた。 すぐに数冊見つかったのであるが、その中でもさくら女史のル・カイン初体験作品 『おどる12人のおひめさま』を選んで、頁を開いてみた。 ・・・豪華絢爛、繊細優美、文庫の中にもいくつか絵本中の絵が載っていたが、 やはり絵本として見る時に初めて作品が完成するような気がする。 驚いたのは文章の頁にも額縁のように華美な模様が縁取られていたこと。 それでも決して目に五月蝿くなく、左右の頁の絵と文の均衡が絶妙であること。 絵本という形態だからこそできる凝った仕事ぶりゆえ、子供の本だと侮れない。 実はかなり書き込んだイラストを描くさくら女史への影響も多大だとお見受けする。
テレビで大食い・早食い大会(横文字失念)を鑑賞。 王者・小林尊氏は大会優勝の賞金で生計を立てているらしい。 つまり、大食い・早食いのプロってわけだ。すごいねぇ。
|