実は二週間ほど前から調子が悪かったPCを自力で修復に成功。 買った当初は必要以上の操作をするのが恐くて仕方がなかったのに、 今ではいろんな部分をクリッククリック、Safeモードに再起動。 PCに慣れたのか、単に図太くなったのか・・・できれば前者であること希望。
本日の一冊: ・『ねむりねずみ』(近藤史恵/東京創元社)
能、文楽ときたら、次に「生」で観たいのはやはり歌舞伎である。 派手な化粧、派手な衣裳、派手な立ち振る舞いに派手な演出。 能とは正反対の魅力を備える故か、明治の文明開化における歌舞伎は、
「能楽=高尚優美、歌舞伎=鄭声歪曲」
といった歌舞伎関係者が聞けば怒髪天を突くような評価がされており、 時の外交官が海外からの賓客から隠そうと奔走したものこそが歌舞伎であった。 私としては能の荘厳さも歌舞伎の疾走感も両方捨てがたいと思うのであるが。 とはいえ、別に今作品は歌舞伎の本ではない。 歌舞伎の世界を土台としているとはいえ、歴とした現代ミステリである。 ただ専攻上、謎解きよりも歌舞伎のほうに興味がいったことは否定しない(爆) 特に女形(作品中では「おやま」ではなく、あえて「おんながた」と呼ぶ)。 白塗りにぼかし紅、あの妖艶さは或る意味「魔」としか言いようがない。 女性がどれだけ頑張っても、あの蠱惑的な魅力は出せないのではないか。 うぅぅん、奥が深い・・・深いぞ、歌舞伎、女形。
さらに、読了してから気付いたことがあった。 以前、雑誌の投稿レビューにこの本がイラスト付で紹介されていたのである。 その時は「瀬川小菊」という名前と女性の格好を見ただけで、 「あぁ、江戸の時代ものか・・・」と勘違いして見逃してしまった自分。 今回読んでみてやっと分かった。 「瀬川小菊」は芸名、女性の格好をしていたのは「女形」だったからなのだ。 もう一度この本にきちんとした形で巡り逢えたことにひたすら感謝。
【追記】 本日23時からGLAYのラジオスタートということで、すでに興奮中。 昨年末、TAKURO氏のラジオが終了した時にはホント凹んだもんなぁ(しみじみ)
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