父親に頼まれてレンタルしてきたCDをテープに落とす。 タイトルは「さだまさしベスト」 カウンターに出す時、別に恥かしいわけではないのだけれど、 さすがに堂々とコレを一番上に乗せて出すことはできなかった・・・
父親のイチ押しは「道化師のソネット」であったが、 (その昔、コカ・コーラのCMソングだったらしいが記憶にない) 私のイチ押しはやはり「関白宣言」、結婚式で旦那に歌って欲しい曲ベスト3。 この歌詞の横に添えられた松林宗恵氏の文章が面白かったので抜粋。
全国津々浦々に「関白宣言」が爆発的に流行ったとき、 この歌は女性を蔑視していてケシカラン風の投書が朝日新聞に載った。 八王子の一主婦からだった。それから何日かして 「この歌の良さが分からないなんて、あんたの御主人は気の毒な人ね(千葉県女子高生)」、 痛快な反論に私はこおどりして拍手した。
コレはすごい、物事のワビサビを知る若者に乾杯である。 確かに言っている内容には非常に理不尽なところも多々見られるのであるが、 特に3番目の歌詞はそれらを覆ってなお余りある愛情に溢れている。
♪子供が育って年をとったら 俺より先に死んではいけない 例えばわずか一日でもいい 俺より早く逝ってはいけない 何もいらない 俺の手を握り 涙のしずく ふたつ以上こぼせ お前のお蔭で いい人生だったと 俺が言うから 必ず言うから
旦那の人生最大の我が儘がこれだとしたら、ホント泣けてくるじゃないか。 置いていかれる身になるのはかなり淋しいのかもしれないけれど。 倉本聰氏が「さだまさしという歌手は、・・・「歌詞の人」」とのたまっていたが、 さだ氏に限らず、昔の歌は歌詞が本当によくできているので私は好きだ。
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