22:30、弟から電話がきた。 一つ屋根の下にいる時は絶対にしゃべらなかったのに、30分ほど会話を続ける。 お互い長電話が得意でないだけに、奇跡に近い(苦笑)
本日の一作: ・『嗤う伊右衛門』(京極夏彦/角川文庫)
京極作品でこれほど文庫落ちを願った本はいまだかつてない。 それぐらい私はこの作品が好きだった。 「四谷怪談物」の中でも特に有名な「お岩」を題材とした、 それでいて、これまでのイメージを一気に払拭させたキャラ設定。 お岩はあくまでも武家の娘であり、妻であり、また少女のようでもあった。 伊右衛門は寡黙で、実直で、腕も立つのに、不器用であった。 2人はお互いを大事に想いながらも、お互いを知らなさ過ぎていた。 もう少し自分を知ってもらおうと歩み寄れば、幸せになっていたのだ。 しかし、そうなるには少しだけ・・・時間が足りなかったのだろう。
賛否両論は多々あろう・・・それでも、私はこの結末がとても気に入っている。 愛しいという気持は、時として哀しいという気持とひどく似ていることがある。
最近、近世文学の演習で「仮名手本忠臣蔵」の注釈をつけている。 辞書を繰っていくと、自然、江戸言葉に馴染んでくるわけであるが、 コレを読んでいると最近見知った言い回しが溢れてくるので驚くことがある。 以前、三島の再来と言われた若い作家が文壇に登場した。 それよりも京極氏が鏡花の再来と言われたほうが私的には納得できる。 妖を自然に溶け込ませてしまう作品の深さと粋な言い回し・・・いかがなものか?
本日の「Antique」挿入歌: ・#2601(「DISCOVERY」) ・prologue(「BOLERO」) ・Innocent World(「Atomic Heart」) ・シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜(「BOLERO」) ・ゆりかごのある丘から(「深海」) ・思春期の夏〜君との恋が今も牧場に〜(「Kind of Love」) ・ため息の日曜日(「深海」) ・その向こうへ行こう(「Q」) ・傘の下の君に告ぐ(「BOLERO」) ・ALIVE(「BOLERO」) ・名もなき詩・手紙(「深海」) ・I'll be(「DISCOVERY」) ・I'LL BE ・口笛(「Q」) ・Dance Dance DanceImage(「Atomic Heart」)
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