| 2001年12月09日(日) |
『中国行きのスロウ・ボート』 |
15:00より、冬期講習非常勤講師の説明会に参加。 夏期講習に引き続き、高校3年生の国語を担当することになっている。 この時期のナーバスな3年生に何を伝えることができるだろうか。 今のうちから授業研究に励んでおかねばならない。 しかし、夏期では高3一括りだったものが、今回からは3クラス編成に。 各クラスに合わせて何に焦点を絞って教えていくのか考えねばならない。。。 まぁ、とりあえず当面はとんでもない早起き生活に耐えられる体力作りを。
本日の一作: ・『中国行きのスロウ・ボート』(村上春樹/中公文庫)
古い本である。 何せ春樹氏初の短篇集、初出雑誌が80年〜82年で納まってしまうのだから。 つまり、私がまだ2〜4歳ってことであるから、ちょっと感慨深い。 どうしてこの古い一冊をわざわざ読み返そうかと思ったかといえば、 昨日の卒論発表でまさにこの作品を取り上げる人間がいるからである。 我が研究室では基本的にはすでに他界した作家しか扱わない。 強制ではないが、やはり作者が生きているとなかなかやりづらいのだ。 しかし、彼はこの大胆かつやや無謀な課題に果敢にも挑戦しようとしている。 韓国に1年間留学していたために卒業が1年ずれてしまった同輩に、 少しでもエールを送りたいという思いが私にこの本を選ばせたのである。
彼は「シドニーのグリーン・ストリート」を除いた6篇それぞれに 小テーマを立て、最終章で短篇集としての性格を把握しようとするらしい。 彼のレジュメを見ながら、1篇ずつ読んでみた。 ・・・いやはや、コレは難しい。 私が読む限りでは春樹氏の作品はまともに論評しようとしても、 するりするりと指の間をすり抜けていく糸蒟蒻のようである。 特に、「ニューヨーク炭鉱の悲劇」は一貫して読むことすら難しい。 彼がこの作品をどう読み解くか、かなり楽しみである。
本日の一曲: ・「VIVA VIVA VIVA」 by.GLAY『ONE LOVE』
歌詞を簡潔に抑えてあるぶん、曲の勢いは群を抜いている。
♪I'm so high I'm so high I'm looking for high & high
歌っている貴方に、演奏している貴方に「全くですね」と頷きたい。
♪You're so high You're so high You're looking for high & high
そんなハイな貴方に言われてしまうと、「そうなのかな」と頷かざるをえない。 言葉って恐ろしい・・・
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