現在、携帯が見つかりません・・・ 何故鞄の中にもポケットの中にもないのだろう? 父親に見送りにきてもらったので、車中で落としたのか? とりあえず駅のホームに降りた時点では手にしていた記憶があるので、 そう遠くはない位置にあるはずなのだけれど・・・にんにん。
本日の一作: ・『ささらさや』(加納朋子/幻冬舎)
譬えるならば、日本版「ゴースト」だろうか。 恋人(小説は奥さんだけど)を残して死んでしまった男性が幽霊となって、 残された彼女(小説は赤ん坊も)を影から見守り、ピンチの時にはかけつける。 そして、いつかは少女のような妻も一人前の母親になっていき、 自分の手助けが必要でなくなることを知った彼はそっと身を引いていく。 ・・・切ない話である。
それにしても、まだ幼いユウスケ君は父親を喪ってしまったけれど、 なんと多くの愛情を注がれて日々過ごしているのだろう。 母親は勿論、お夏さん・久代さん・珠ちゃんの三人のお婆さんに囲まれ、 実体はなくなってしまったけれど父親の愛情に護られている。 こんなふうにして育てられる子供は幸せだと思う。 最近は幼児虐待のニュースを耳にすることが多いから、特に。
「ささら さや」
この本が発売された当初も、図書館でやっとお目にかかったときも、 タイトルがいったい何を意味しているのか分かっていなかった。 でも、読み終えた今ならよく分かる。
「佐々良 サヤ」
佐々良という少しだけ風変わりな街で新たな人生を歩み始めた妻サヤに向けた、 夫からのささやかなエール、いつまでも見護っていることを伝えるシグナル。 呪文のような懐かしい音に励まされ、彼女はやっと自分の足で歩き始めた。
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