当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2002年03月16日(土) 『落下する夕方』

高校時代の先輩から電話がかかってきた。
どうやら相当酔っているらしく、五月蝿いのなんの。
彼女さんと喧嘩したとか言ってたから、それで荒れてるのか?
・・・喧嘩する相手が居るならガタガタ言うなっつうの(苦笑)

本日の一作:
・『落下する夕方』(江國香織/角川文庫)

友人と以前話題にした時には実は未読状態だった。
あの時、この作品について何を話し合っていたんだっけ、
今はもう覚えていない・・・今度逢ったら聞いてみようかな。
内容は8年間付き合っていた恋人に別れを告げられた女性の部屋に、
別れる原因となった女性が転がり込んでくる話。
本来ならば、最も憎むべきはずの相手なのに主人公は受け入れていて、
いつしか彼女の不在を寂しがるぐらいになっていく。
元の彼氏は彼女に逢うために主人公の部屋を訪れてくるし・・・
『きらきらひかる』とはまた違う奇妙な三角関係が続いていく。
相変わらず、淡々とした人物ばかりが物語上ですれ違う。
大声で叫んだり、泣き喚いたりしないのだ、怒っているときでさえ、静か。
だから、ラストはちょっと衝撃的だったかも。
江國作品は最初から最後までサラサラと流れることが多いから、
他者の作品ならば起こり得る事件でさえも、起こるとびっくりする。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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