今日はお彼岸です。ということは、「牡丹餅」ですな。 なのに、大学での作業に手間取り結局駅に着いたのはいつもと同じ、 18時を回るともう牡丹餅はどこも売り切れ・・・切ない。 仕方ないので、スーパーでお得用を購入して帰宅(意地でも欠かせない)。 来年こそは美味い牡丹餅を食そうと今から燃えるのである。
本日の一作: ・『センセイの鞄』(川上弘美/平凡社)
今月号『ダ・ヴィンチ』の百人書評の1冊、谷崎潤一郎賞受賞作(←分かる!)。 37歳の独身OLとかつて彼女を教えていた国語教師が居酒屋で再会し、 ゆったりと時を過ごす中で、お互いの存在を掛け替えのないものに思っていく。 しかし、70歳を超える「センセイ」と主人公・ツキコの間には、 どう頑張ろうと越えることのできない時間という大きな壁がある。 タイムリミットが迫っている人間同士の関係はいつだって淋しい。 さて、ポイントはやっぱり国語教師というところであろうか。 もし、この話が数学や物理教師だったとしたら・・・うまくいかない。 国語教師の持つ「言語」に対する深い知識とこだわりを筆者がうまく用いて、 はじめてこの作品全体の格調高さがでるというものなのである。 センセイとツキコさん、2人の会話の調子が心地いい。 私も将来自分の恩師と飲む機会があるならば、絶対国語教師がいいなぁ。 別に恋情はいらないけれど(苦笑)
川上弘美・・・ちょっとはまるかも。
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