やっと一週間が終わってくれた。 大学が始まると、時間が一気に加速し始めるので参る。 どうしてもっと暇な間にいろいろとやっておかなかったのだろうと、 何度同じ後悔を繰返しても学習しないのは私自身なので説教のしようもない。 今日も土曜日だけど、大学まで出向いてレジュメ作成に励む。 ナンダカンダでM2のうち4/5が揃うのだから、皆同じ状況かぁ。
本日の一作: ・『溺レる』(川上弘美/文藝春秋)
奇妙な短篇がつまっている。しかも8篇も。 一応恋愛小説のようなのだけれど、1つたりとも普通の恋愛がない。 かと言って、登場人物が不幸そうなわけでもない。 個人的に好きだったのは、「百年」と「無明」。 「百年」は、一人だけ心中に成功してしまった女性の霊が、 天寿を全うした相手が自分のもとに来ない事を知る話。 ちらっと漱石の『坊っちゃん』が出てくるのがイイ。 「無明」は、あることを契機に不死となってしまった男女の日常を描く。
特徴としては、人物名が全部カタカナ表記であること。 実はカタカナって非常に無機質な印象なんだってことに気づいた。 だから、ますます作品が淡白に感じるのだなぁ、きっと。
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