| 2002年05月09日(木) |
『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』 |
今日は大学のほうで教職ガイダンスがあったので、参加。 前半部は講師の先生からのタメになるお話があったが、 後半部は実際の模擬面接なので、ドキドキしながら参加した。 今度の講師の先生は非常に温和で親切(小学校校長ってのがよく分かる)、 この人が本番でも面接官だったらよかったのに・・・ しかし、やっぱり学生同士の練習は生温い気がする。 初受験の学部生がほとんどだったからってこともあるけれど、 本番での講師陣の勢いはハンパじゃないことをもっと覚悟しておくべき。 といっても、私自身も1年のブランクですっかり腑抜けてるなぁ。 明日からもっと気張っていこーー!!
本日の一作: ・『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(江國香織/集英社)
最新短篇集。恋愛に関するものばかり。 しかも起承転結が見つからないほどの短篇。 そこに江國女史の魅力が凝縮されているような作品である。 さて、表題作「泳ぐのに、安全でも適切でもありませんとは・・・ 結局何のことかといえば、すなわち「人生」のことであった。 チキショウ、やられたっと思った。 読むまで全然分からなかった、変なタイトルだと思っただけだった。 本当にプロのセンスってのは凡人を超越したところにあるのね。
好きなのは表題作と「うんとお腹をすかせてきてね」 あいかわらず不倫の話なのだけれど、どこか可愛い二人が描かれている。 食べ物の趣味が合うということは本当に必要なことなのだなと思う。 あたしたちは毎晩一緒にごはんを食べる。 (中略) だからあたしは思うのだけれど、あたしたちの身体はもうかなり おなじものでできているはずだ。 栄養素というか、肉体的組織の構成成分として。
こういう意識の持ち方は非常に素敵な気がする。
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