ヤグネットの毎日
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2001年10月27日(土) |
また、泣いてしまった… |
27日の夕方、マイクを握って地域を宣伝。陽はすでにとっぷりと暮れてしまっていて、家々の台所で夕食の準備でしょう、明かりがつきはじめたころ。
「この空の果てで、アメリカ軍の爆弾で何の罪もない子どもたちが女性が命を奪われています。アメリカの国防長官は、ビン・ラディンを捕まえられないかも知れないといい、タリバン政権の転覆とテロを支援する国家への新たな爆撃さえ示唆しています!武力行使では、テロ容疑者を捕まえ、裁きを受けさせることができないことを当事者が認めています。 爆撃で心と身体に傷をおい、命を奪われた子どもたちの無念に思いを馳せたとき、この戦争は、私は心の底から間違っていると叫ばざるを得ません。」
はしなくも、涙がこぼれてきて、地域の人には、聞きづらい演説となってしまい、迷惑をかけてしまった。 明らかに地球的規模での「錯誤」をおこしている。 そのことへの怒りと、自分の子どもと同じくらいの年齢の子が、この戦争で命を奪われることへの無念を思うと、自然と涙があふれてしまう。 以前、議員であり市民の代表なのだから、感情の高ぶりなどはできるだけ、おさえて泣くべきではない、とある人から言われたことがある。
そうかもしれない。でも、言わねばならないあふれる思い、自分がなぜこの言葉を発するのか、という内的な必然性ともいうべきものを、形にすることもまた、大事なことではないか。
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