ヤグネットの毎日
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2001年11月30日(金) この国の貧困な福祉

 29日は議会運営委員会
 このまえ、10月議会が終わり、続いて決算特別委員会が開かれていたのに…
 12月6日に開会し、閉会が27日。
 今年は、後半が選挙と議会続きなわけだ。

 7月に参議院選挙
 9月に市長選挙
 10、11、12月と議会。

 そして、来年4月には京都府知事選挙。
 
 議員は年中、「政局がらみ」の生活を送っているわけだが、
 よほど、意識的に勉強をする姿勢を持たないと、スケジュールに流されがちだ。
 
 午後から、生活相談。
 80歳を超す実母が痴呆ぎみで、特別養護老人ホームに入れたいが…という相談だ。
 
 いま、現実は施設介護の基盤整備が圧倒的に不足している。
 特別養護老人ホームは150人を超す待機状態。
 ある施設では、1年待ちという。

 もともと介護保険制度は、高齢化社会の到来によって
 国の措置制度では、財源、基盤整備ともに圧倒的に不足することから
 利用者との契約制度に代わったもの。

 しかし、もともとこの制度の導入の目的が国の財政負担を減らしたい
 というところにあったのだから、福祉の向上という国家の大事な役割
 を投げ捨てる考えそのものから改めなければ、問題の解決にならない。
 やはり、国の政治の流れをかえることが必要なのだ。


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