ヤグネットの毎日
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2002年01月14日(月) |
「'01最新実録決定版!究極のワケあり家計簿超ノゾき見SP」をみた |
13日の日曜日、TBS系列で再放送された「'01最新実録決定版!究極のワケあり家計簿超ノゾき見SP」をビデオにとって妻と一緒にみた。 のぞき見とは、いただけない表現だが、中身は必死に生きる人たちの姿が映し出されていた。 たとえば、こうだ。8人の子宝に恵まれた10人家族の話し。 お母さんがパートでトラックの長距離運転手をやっていたのに、ある月に給料が口座にふりこまれず、子どもの誕生日が数日後に迫っているのに、冷蔵庫のなかは、空っぽに近い状態。出勤前の父親に相談する母親。すると、父親は財布のなかから、数カ月も大切にしまってあった二千円札を出して、これで子どもたちのお祝をしてあげて、とそっと渡す。その夜、小さなちいさなケーキがテーブルに出されているシーンが映し出された。その後、母親はラーメン店に勤めるのだが、朝5時から夜7時という超ハードな勤務。子どもたちのため、そして将来子どもたちと自営業をやりたい、という夢を実現するため、母親は父親とも相談して決断をしたのだ。番組ではリポーターが「いまの時代に食べるものがない、という現実がショックでした。」とコメントをしていた。また、「子どもが多いと仕事を休みがちになるので」という理由で、就職を断られる、というナレーションもあった。これが現実なのだ。子どもをたくさん産んでも、いや、そういう人たちこそが安心して暮らせる社会をつくりたい。そう、強く思った。
もうひとりは、男の子二人を抱え、4年前に離婚した42歳の父親の姿。 手取り28万円で教育費などの貯金をしようと思えば、相当切り詰めた生活が必要なのだ。 子どもたちを育てるために必死に働く父の姿も学ばされたが、ぼくが、感動したのは、子どもたちの姿だ。 小学校6年生のお兄ちゃんは、朝食の支度から、家の掃除、夕食の準備と家事のほとんどをこなす。 弟の面倒もよくみる。そんなお兄ちゃんは、毎月1200円ずつもらうお小遣いを貯金して、父の日に洋服をプレゼントした。 なんというやさしい子どもなんだろう。 ぼくは妻と一緒にテレビの前で泣いてしまった。ゲストのトミーズの雅さんの「あのお兄ちゃんは、いま小学校6年生やけど、父親が離婚した当時はまだ小学2年生。ということは、いま、お兄ちゃんがやっているような家事を父親がずっとやってきた。それを、お兄ちゃんはジーっとみていたわけですよ。ほんまにえらい。」というコメントもよかった。
庶民は、毎日を生きるために必死にやりくりをしている。 自分は、1円の大切さをかみしめながら毎日をいきているだろうか。自分の息子に自分の生きざまをしっかりとみせているだろうか。そんなことを考えさせられた。
13日は、午後から宣伝カーで久しぶりに街頭から訴えさせたいただいた。散歩中の方から声援を受けた。 新年から、ぐずぐずして外で訴える機会を失っていただけに、うれしかった。 14日は午前中、党の会議。午後から、京都府知事選挙のポスターを地域にいっせいにはりだした。 予定候補の森川明さん。お公家さんみたいな顔をしているけれど、中身は正義感あふれる熱血漢でやり手の弁護士。24年間続いた自民党府政を転換するためも、がんばるぞ。
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