ヤグネットの毎日
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2002年01月21日(月) 子育てこんだん会 「食育」を学ぶ


 16日以来の日記。日をあけると書きはじめるのに気合いがいる。
 出張の報告はメールマガジンに譲るとして、通常どおり日記を書こうと思う。

 20日は午前中、保育園保護者会主催の子育て懇談会が開かれた。
 テーマは、「親と子のわかりやすい食育講座」。
 現役の保育園の保護者の方で栄養士をされている方のお話と、食育アドバイザーの方がパネルシアターで、子どもたち自身に食べることの大切さ、などを歌や踊りもつけて楽しく解説していただいた。保育園保護者以外の参加もあり、子どももあわせると30人以上の参加があった。

 「食育」というのは、あまり聞き慣れない言葉だ。しかし、今回勉強させてもらって、この言葉が大好きになった。少し受け売りになるのだけれど、欧米では昔から、自分の健康は自分で守るという考え方が強く、幼稚園や小学校の教育のなかで、すでに『食育』が組み込まれているそうだ。日本では、年間に交通事故で亡くなる人より生活習慣病で亡くなっている人のほうが多いというのが実状。交通安全週間などの機会に幼い頃から危険から身を守る方法を学校でも家庭でも徹底して教える。しかし、学校では給食週間や栄養指導、また学級活動で健康を守るための方法を指導するものの、それが学校まかせになっており、親も一丸となって、家庭での食事のときに、親が子に「何を、どうように、どう食べるのか」を教えることが大切だ。
 子どもたち自身に食べるものを選ぶ力を身につけさせるーーこれが「食育」に込められた思いだ、ということである。
 
 たしかにそうだ。私たちは、よりよく生きるために「よい本を読み、よい映画を観なさい」と教えられ、また子どもにも言いたいと思っていたが、よりよく生きるために「よいものをしっかり食べなさい」とは、言われてこなかったし、また子どもにも言っていない。
 
 「キレる子」や昨今増加傾向にある「少年犯罪」も何を食べているか、と深いかかわりがある、というお話もあった。
 とても興味深い話で、もっと広げていきたいと思った。


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