ヤグネットの毎日
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2002年02月01日(金) |
SSW(スクールソーシャルワーク) |
ここ数日、とても寒い。明後日は節分だ。 寒い季節からあったかい季節へ、政治の世界にも早く「節分」を迎えさせるようにしたいものだ。
永田町でのドタバタ劇。小泉さんは、自民党を変えるといって総理のイスを手に入れた。なのに、今度の一連の出来事で、もっとも自民党的な解決をはかった。国民の支持が急落するのも当然だ。 喧嘩両成敗で田中真紀子さんと外務省の野上事務次官を「処分」、鈴木宗男氏が議院運営委員長を辞任。 しかしこの問題で、もっとも注目しておかなければいけないのは、鈴木氏の動向ではないか。だって、今回の決着のつけ方は、外交族の鈴木宗男氏が引きつづいて外務省に顔を利かすことができる、という構造そのものには何らメスが入れられていないからだ。外務省だって、第二、第三の「野上事務次官」が出てこないとも限らない。 政治と官僚との癒着。それが国民の目にさらされることをあらゆる権力機構を使って、隠ぺいする。この旧来型の政治構造を打ち破ってほしいというのが、小泉総理に国民が期待していたことではなかったか? それが、裏切られた。でも、裏切られているのは、実はこの問題だけではない。 「構造改革で財政も景気も好転する」というこの主張こそ、いちばんのまやかしなのだ。このことを、もっと国民に知らせなくてはいけない。「なぜ、まやかしなのか?」わかりやすく訴えたい、ともに考えたい。 そして、「では、私たちはどうすればよいのか」も。
教育問題でおもしろい記事を見つけた。「朝日」1/28付 SSW=スクールソーシャルワーク。はじめて聞く言葉だった。ごくごく簡単にいえば、学校と関連して子どもの周辺で起こる事柄に対し、福祉的視点(教育を受ける側の視点)に立ち、ソーシャルワーク的手法を用いて当事者の方が自身でその状況を抜け出すことを、援助するというものだ。 ぼくがずっと問題意識をもっていたことがズバリ体系化されていることで、とても感動した。 これから少しつっこんで情報収集や勉強をしてみたいと思っている。なにか情報をもっている方がいれば、ぜひメールで連絡してほしい。
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