ヤグネットの毎日
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2002年02月27日(水) 後味の悪い「不採択」


 26日は文教常任委員会だった。その前日、妻は夜10時すぎまで学校で生徒指導の対応に追われ、帰宅が夜11時すぎ。翌朝、僕は近鉄久津川駅に駅頭宣伝。生活リズムがバラバラで大変だ。
 親の仕事に翻弄されて、息子には本当に申し訳なく思っている。

 昨日の文教常任委員会では、富野幼稚園の改築問題や学校給食の移転問題など重要な課題が論議された。僕は、不登校問題で少し詳しく質問をさせていただいた。これは、メルマガで紹介したいと思う。

 とくに、書き留めておきたいのは、「陳情審査」のこと。文化複合施設である文化パルク城陽の駐車料金の負担軽減を求める陳情が、昨年から文教常任委員会に提出されていた。ところが、無料になっているままの他の公共施設の駐車料金との整合性云々の理由で、約1年「継続審査」となってきた。
 陳情の中身は、現在2時間までが駐車無料となっているものを3時間まで無料にしてほしい、というもの。
 当然の要求であり、陳情者の意向をくみとるべきだ、と一貫して主張をしてきた。

 ところが、今議会では、これまで継続審査を主張してきた議員の方から、「(無料時間を延長した場合に市が負担する金額)600万円とは、財政をさらに圧迫させる」「受益者負担はお願いしなければいけない」という意見が表明された。
 他方、中立会派の議員さんからは、「受益者負担の考えは一定理解できる。しかし、いまの経済状況などを考えれば、陳情者の趣旨を十分汲み取って、行政に反映させるという意味で「趣旨採択」すべき、との意見が出された。
 「趣旨採択」とは、もともとの陳情(これを原案という)への修正議案とみなされる。前々から原案である「文化パルク城陽の駐車料金の負担軽減を求める陳情」を早く採決し、採択(議会として賛成の意志を表明すること)を主張してきた僕たちの会派にとっては、この時点で一つの決断を迫られることになった。
 あくまで、「原案」の採択を主張するのか、それとも「趣旨採択」という「修正案」に賛同するのか。仮に、趣旨採択が賛成多数で採択されることになれば、原案はその時点で消滅する。しかし、趣旨採択が否決されれば、あらためて原案が採決に付されることになるわけだ。
 
 結果は、趣旨採択が否決され、原案も否決された。つまり、この陳情は文教常任委員会としては、賛意を示さない、ということになったのだ。
 僕は、趣旨採択に賛成する討論をしたので、原案には「反対」という態度にならざるをえない。(わかりづらいが)原案の中身には賛成なのに、賛成に手をあげられない。ーーー後味の悪い陳情「不採択」だった。
 しかし、趣旨採択とは、陳情に賛成することと同義である、という見方もある。
 一方的に否決してしまうより、趣旨採択を主張された方の見識に心を動かされた。そういう方と行動をともにできたのは、これまでの流れに一石を投じる結果になったのではないか、と自分を納得させている。みなさんは、どう思われるだろうか?


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