ヤグネットの毎日
DiaryINDEXpastwill


2002年03月19日(火) 2つの通夜

昨日は午前中、議員団で打ち合わせ。午後も、知事選挙関係の会議。
 
 加藤紘一自民党・元幹事長が自民党を離党した。
 脱税で逮捕された佐藤・元秘書に対する監督が不十分で政治的、道義的責任はまぬがれない、というのが離党の理由だそうだ。
 冗談ではない!佐藤元秘書とは、加藤紘一の政治的ステイタスを武器に巨額の政治資金を集めてきた人物だ。その意味で、佐藤元秘書は加藤紘一そのものではないのか?それを、「私はまったく知らなかった」というのは、通用しない。
 それなら、僕はいいたい。
 懐刀の所業も掌握できない人物がどうして「天下人」「国のリーダー」となりえるのか?と。

 鈴木ムネオといい、加藤紘一といい、お願いだから議員をやめてほしい。そうしなければ、「議員」一般に対する世間の不信感はますばかりだ。

議員という仕事をしていると、関係の深い方の葬儀などに参列する機会が多い。
 昨晩は、2つも通夜が重なった。
 議員団で車を乗り合わせて、あいついでお焼香をさせていただいた。
 その方との関係の深さに関係なく、ご遺族などの気持ちを思うといつもいたたまれなくなるものだ。
 
 お通夜から帰って、息子と顔をあわせる。
 あどけない笑顔。おもちゃの刀で「えい、や〜!」と切りかかる。
 「やられた〜〜」といって、倒れこむ僕。
 倒れながら、お通夜での読経の声が心のなかで響いてきた。

 この息子や妻よりも先に、あの世にいってしまうことだけは、絶対にしないようにしよう。
 そんな思いにかられた。

 


ヤグネット |MAILHomePage

My追加