ヤグネットの毎日
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午前中は党の会議。夕方から家族で買い物に出る。ひさしぶりに「ブックオフ」に入った。全国チェーンの古本を扱う店だ。最近は本だけでなく中古のCDやビデオも扱っている。比較的傷みのない本が並んでおり、好感がもてる店の一つ。息子はドラえもんのビデオ、妻は星新一の文庫本を2冊、僕は岩波新書を購入した。新書はセール中で100円。安い! 夜も会議で外出。北朝鮮の拉致問題を使って公明党がわが党への攻撃を強めている。19日付の「しんぶん赤旗」は、この問題での日本共産党の態度と公明党がいう悪口への反撃を特集している。URLは以下の通り。ぜひ一読をすすめたい。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-10-19/11_0401.html
外交とは、国家と国家の利害の調整が大きなウエイトを占める。だから、自分たちの主張が国際的にみて、あるいは民主主義の観点からみて道理があるものでなければならない。 「拉致問題の解決」を交渉の「前提」にすれば、交渉は始まらないし、交渉が始まらなければ、拉致問題の解決の道筋も閉ざしてしまうことになる。ここが大切なポイントなのだろう。 僕は北朝鮮政府のこれまでの所業については、大いに批判的視点をもっている。拉致の事実は明白であり、いかなる理由をもっても許されないし謝罪と真相究明、被害者への補償は徹底して行われるべきだ。だが、朝のワイドショーのコメンテーターが「金正日総書記はウソつきだ」とくり返し発言したり、「拉致被害者を北朝鮮に返すべきではない」といったセンセーショナルな発言をメディアを使って流し続けることにも、違和感を覚えてしまうのだ。 「北朝鮮敵視論」だけからは、真の解決の道すじは開けてこないと思う。
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