ヤグネットの毎日
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2002年11月28日(木) 乳幼児医療費請願 続報

終日、議員団室で12月議会への対応などで会議や作業。乳幼児医療費の就学前までの無料化を求める請願は紹介議員に7つのすべての会派が名をつらねるという、画期的な動きとなった。
会派に属さない本城隆志議員もネットのメンバーの話を熱心に聞いていただいた、とのことだ。
つまり、すべての議会関係者が請願採択に前向きということである。城陽市議会としての良識が存分に発揮された格好である。率直に敬意を表したい。
 これから、委員会審査や本会議審査に入るわけだが、問題は、行政がこの市民の声を受けて、請願項目を具体化するか否かである。厳しくチェックをしていく必要がありそうだ。

 メルマガ95号でこの件を紹介したら、大学時代からの友人がメールを送ってくれた。

その中で、10月実施の健保法等の「改正」のなかで、文字どおりの改正だったのが、3歳未満の子どもの一部負担金が3割から2割に引き下げられたことにふれて、「市の予算レベルでの試算は、このことを反映した数字でしょうか?」という問い合わせがあった。

 城陽市の場合、この2割負担への引き下げによって、浮いてくる予算額は1050万円である。1歳の引き下げに約250〜260万円。仮に入院だけでも就学前まで無料化の対象を引き上げても、まだおつりがくる勘定だ。もちろん、経年的にかかってくるわけだが、いまの財政規模からいって、こうした固定的経費をねん出するだけの余裕がないわけでは、決してない。肝心なのは、どちらのほうを向いた行政をしているのか、ということだ。
 大型プロジェクトで建設優先か、福祉への思いきった予算配分への施策転換かーーこの問題こそが問われているのである。友人からのメールは、ご本人への了解を得てメルマガで紹介したいと思う。


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