世を忍ぶ仮の日記
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2001年11月28日(水) 柔よく剛を制す

今日は青山で料理研究家藤野真紀子さんの講演会が抽選20名様に当たったヤツで行く。
すいませんピアノの先生。実は先週「家庭の事情で来週休ませてください」の家庭の事情とは母がへんちくりんな懸賞当てやがった所為ですぅ。
でもちょうど休みが欲しいと思っていたところだったので渡りに船とはまさにこのことだろう。
とてもおサレなレストランの大部屋を貸し切る形での講演会。
ゲロつまんねぇ。
上記2行の文はサイバラっぽく。
とりあえず聴いている風な顔しておきました。
サイン本なんか貰ってみたりして。うふ。
普段サイン本なんか持ってないだけにあんまり感慨も無いが金のサインなのね流石!
矢張りといってはなんだがテレビにうつる人っていうのは化粧が濃ゆい。光を当てまくって丁度良いくらいのメイクを日常的にしている。だから、もとの顔立ちはけっこう整ってて二重もぱっちりだったんだろうけど、既に二重半分黒くラインが引かれてるから…見た目デカイ一重なのね(笑)。
今まで数々変な集まりには行ったけど、懸賞だっただけにちぐはぐに変で、わしもその一人かい!?ていう気分でしたわ。
お店のケーキが美味しかったのでなんとか許すけどなんつーかしばしこの場から逃げたいわ私。
終わって早々にその辺りから立ち去る。
久しぶりの青山…かれこれ2年ぶりか。いや、ちょっと歩けばいつもの表参道なんだろうけどさ。
帰りがけの道で私が夢に思い描いていたような理想の今年コートを発見。即ママンにメールを送るも返事が返ってこない。ショーウィンドウでは値段が分からないこともあり、店の中に入る。
これが何をみても何処を向いてもなんか可愛い。
凝ってるの。
お店にあった、凝ってるけど持ちたくは無いもの。それはジーパンの生地で見た目パンツのお腹部分な鞄。エロイよ。なんかエロイよ。
連絡が無いので待ちきれずにママンに電話。
「ママン、私は今一番欲しいコートが目の前にある。買って良いよねぇ〜」
「はあ?またコート!?それよりキッチンでしょ講演会。どーだったのよ。ちょっとショールーム見てきた?なんかスケルトンのキッチンあるらしーんよ見てきてよー」
…あいかーらず会話噛み合わねーなー畜生。
「はあ?スケルトンのキッチン!?キショッ!裏側が見えるじゃん」
スケルトンキッチン、設計したのは男性でしょう。
想像してみてください。
スケルトンの向こうにゴッキーがわさわさと動く姿を。
うわーーいやだいやだ。
その後コート交渉するも敗北。
「うわーんママンのバカーンプレステ2買ってやるぅ」と言いながら切る。
「あんたは普段出歩かないからちょっと見ただけですぐ欲しがるのよ、もっと歩きなさい」と言われたので、靴擦れしている足で歩き回る。徘徊徘徊。見たよ!でもあのコートが良いよママン!
今日のところはこないだ割れた3つのコップのかわりにコップを2つ買ってかえることにする。
なんか物欲が満たされたって感じ。
家に帰って細かな講演会の報告のついでに。
「なーんか、大きい物欲は小さい物欲を持って征したって感じー。はーぁあ」
と盛大に溜息をつきました。
ちなみに靴擦れは皮がむけてました。


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