世を忍ぶ仮の日記
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2002年01月25日(金) 初代官山

早起きして、練習なぞをしてから代官山へ気合い満々で行きました。


お目当てのA/T アツロウタヤマのアトリエセールに全勢力を賭けて行って参りました。
開店10分前にはスムージー飲んでしっかり気合いを入れて行ったんですが、既に、列の先頭が見えないくらいまでには混んでおりました。
でもね。
そんなことでメゲるくらいの私じゃないの。
私にとってアツロウタヤマとは、嶽本野ばらの小説内のヴィヴィアンに匹敵するくらい、人生を変えたブランドと言っても過言では無く、未だに冬になると欠かさずバーゲンに行こうと心がけております。しかしアツロウタヤマ、昔は時代に逆行するかのように、シンメトリーが当たり前の時代にアンシンメトリーを主流としていたようなブランドだったのに、A/Tのデザイナが変わってから、妙に時代に合わせようとしている風なのがちょっとだけ不服ですが、私も多少時代に迎合しなければなりません。
というわけで、今日の戦利品を羅列させて下さいませ(自慢?自慢?)
・真っ赤なコート。ただしアツロウタヤマのコンセプトとして、多少長め。ただ私は赤いコートを持っていなかったのでかなり嬉しい。
・着心地良さそうなベージュのニット。バーゲンでは定番も買おう。
・謎のカットソー。いつか着る日もあるかな?
・ベレー帽。可愛かったので一目惚れ。
・スカートの裾に大ぶりのスパンコールだらけのスカート。皆に「閣下らしい」と言われた。誉められたのか貶されたのか。
・ジーンズ生地のスカート。珍しくウエストがピッタリで気分が良い。ぶかぶかは嫌いなので。それに合うニットが無いのが痛い。
羅列すると少なそうですが、帰りがけ、袋が破れるかのような危機感を覚えました。それでも私は、クリスチャン・ラクロワのショップに入ってしまった。
クリスチャン・ラクロアというと、最近では色の奇抜さも手伝って「オバチャンのブランド」というイメージが定着しつつあるが、本当はそんなブランドではない。私はそこで、一点物の、淡いピンク色の、可憐な生地の、マーメイドライン、露出度の高い、美しいドレスに惚れてしまった。
高原の雪原の立山に咲いた、一輪の可憐な白い百合(参考文献無しで出した私もオタクだが、引用先が分かった人はもっとオタク)のようなドレスでした。
着てみておもわずお取り置きしてしまったんですが、親に電話したら、あっさり却下されました。あああショックや。
物欲が満足しきったところで、学校に寄る前に活字倶楽部を購入し、それから学校で書類の手続きを取るために学校に行ったら、試験期間につき、学校自体が煮え煮えでとても好きな雰囲気になっていました。
保健室で書類に記入しつつ、ついつい活字倶楽部を読んでつい「ハッ!」とか「ああっ!」とか叫びつつ、くつろいでから、重い荷物を担いで帰宅。
しばしファッションショーをしてから、家に電話してぐだぐだと話す。
妹の受験のアホ話で盛り上がっていた所為で言いそびれていたのだが、「薔薇ジーンズ買っちゃった♪」と言ったら「気が狂った?」と言われました。
ガビチョーン。
ところで妹が遊びで受けた、センター試験の「現代社会」の点数は、他の理系の人達が、勉強してから受けた「政治経済」よりも点数が良かったらしい。役には立たないらしい。
そんでもって、すっかり忘れぽっきってましたが、昨日末の妹の誕生日だったようです。
哀れなり、末の妹。
我が儘に育っているのでその報いでしょうな。あははは〜ん。

しばし活字倶楽部を読みふけるわたくし。
三浦しをんさんの「月魚」が全然見つかりません。
誰か貸してくれないかしら(ここでさりげなくおねだり)。読みたいのよー。
活字倶楽部をさらっと目を通して5分後。
「真面目に働かないとなー」と呟いている自分が居ました。
もち本代で御座います。
てゆかドレス、買いたい。
猛烈セクシー峰不二子なドレス! 叶姉妹ドレス!

クリスチャン・ラクロワは、内装もチョー可愛いです。
試着室がまるで鳥かごのようなのです。
オバチャンにはもったいないよね。

でもでも、代官山ってさりげにあんまり栄えてないよねぇ。青山に行きたいのう。


夜は頑張って起きてトリック2を見ましたが。
眠くて内容が把握できてません。
そしてこの日記も眠すぎて何を書いているのかよく分かっていません。


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