世を忍ぶ仮の日記
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2002年01月29日(火) レッスンな一日

朝起きて、まずバレエのレッスンに行きました。
いつも朝って「行くべきか、行かざるべきか」とハムレットのように深刻に悩むのですが、発表会近くなってきたし、行くしか無い。
と思って起きてみたら、頭が、打っても居ないのにたんこぶだらけになっていました。主に左側。
こりゃ頭痛薬も効かないわけだわ、と納得して、普通にバレエに行ったんですが、よく考えたら、この状態ってもし頭の内部で起こったら溢血で倒れてるんですよな。きっと。溢血じゃねぇや、卒中? 左側だから、利き足利き手の右側がやられちゃうのかな、やだな。
バレエの間も一生懸命からだほぐしてました。
ちょっと自律神経がまたしても弱まっているのかもしれません。
まあ、もともと弱いんで、いいんですけど、「発作だ」と言ったっきり卒中の心配する程酷くなったら困るので……どうしよう、対策取りようがないですね(飄々)。仕方ないので動ける内はそれを謳歌するしか無いです。
発表会の練習。
私達はチャルダーシュというのを踊るらしい。
民族音楽専攻演習ゼミ取ってたくせに「チャルダーシュって民族舞踊らしい」と教えて貰っても頭を抱えている私が居た。ひいぃ、Y先生ごめんなさいぃ。というかチャルダーシュだったら普通に曲として有りそうなので、より一層犯罪度高いです。あちゃー。
でも、発表会の練習って楽しい。
なんだらほいだら言ってますが、きっと私は自己顕示欲の強い、目立ちたがりの舞台に立ちたがりなんでしょう。舞台大好きよ。群舞でも思い切りスポットライト浴びてやるぅ。ライト大好き大好き(笑)。
練習終わって、頭も痛いし、おうち帰って練習と思うと駄々っ子になっちゃうし、踊れる人達はフェッテ・アントゥールナンやったりして楽しそうだしで、しばらく見てました。おなごがかわゆぅてのぅ(結局それかい!)
帰りがけに先生とちょっと会話して(やっと「腹筋」以外の言葉で話すようになったよ、私達)、ふと、ぽんと肩を叩かれたら、めっちゃフェロモン系の香水の香りがしました。
うおぉ、すげええぇぇ(しばし唖然)。男性フェロモンの薫りじゃああ。
先生は一番可愛いおなごと連れだって去っていきました(笑)。

さーておいらもさっさと帰って。
寝ましょうっと(笑)
起きて、ちょびっと練習してからレッスン行きました。
ちと遅刻やね、まあいいか、とかいけないことを考えつつ先生宅の最寄り駅に着いたところで、物凄く慌てた動きをしている妖怪発見捕捉確認走って捉えろ!
先生は、急いで家に行こうとしてました(笑)。悪い生徒やー。
お互い「良かった良かった」と言いながら、一緒にお家へ。月がとても綺麗でした。
近道を教えてもらいつつ、他愛の無い会話をしながら(「卒試ってやっぱ眠ってる先生いるんですか〜?」とか「皆さんよく弾けてらして。僕は眠れないから」とか)おうちに着いたので、レッスン開始。
ひええぇ。音量調節が、ペダルが、意味不明だよー。
そしてあいかわらず手が思いもよらない方へ旅立って違う音を鳴らすよぅ(笑)。
んでもってやっぱり暗譜出来きってなかったよぅ。
最近自分で「選曲ミスしてばかりのこの人生」と我が人生を振り返ってやみません…。あああ、難しいもんが羅列されている。
なんとかかろうじて暗譜風を装ったので(笑)「ここまで覚えたんだからあと一歩」と言われました。はーはははは。これからが大変なんですよねぇ、としばし二人でしんみり。
そして私の「でもこれ、まだやらなきゃいけないことの半分未満…」と爆弾発言に言った本人を含めて二人で固まる。
「ま、まあそう言わずにとりあえず目の前のことから一歩一歩着実に」と先生フォロー(笑)。
「はー、覚えらんねーよー、年かー!?」とか楽譜に向かってぼやいていたら、
「年か、それもあるかもね。まあ、覚えられない時期っていうのもあるからそれはその時なりに、その時の状態に合わせた覚え方をしていけば…うん…」
と言う先生の発言に「先生、次の演奏会の曲、まだ覚えていないね?」と心で鬼のような洞察をしてしまう生徒。そしてその後「タケミツ弾こうかな〜覚えやすいですか〜?」と無邪気装って訊いてみたら、案の定「タケミツは案外覚えにくいんだけどね」と返事が返ってきました。……絶対暗譜してないな、先生。まあ試験で忙しいしね。
先生、本番前にものごっつ可笑しくなってスキップはじめちゃったりするので、ちょっとある意味近寄りがたいです。
というかいつなら近寄りやすいのかが謎のままですが。

なんとなーくくたくたになって帰路につきました。
何もやる気がしない。
やる気がしないというより、最近朝頑張ると夜にはエネルギー尽きてます。
抜け殻。


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