世を忍ぶ仮の日記
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徹夜でダラダラと荷造りをして、朝7時15分駅に待ち合わせに遅れそうになってタクシー捕まえました。 いやあ、最近遅刻癖が悪化してますわ。 反省っ! しかし連れて行ってくれる蒼生さんがとてもしっかりお姉さんなので、時間より早めに東京駅に着けるように設定してくれているので、東京駅には一番乗り。あまり無い経験ですよ、一番乗り。 銀の鈴で待ち合わせをしたら、すごい人が既にいて。 新幹線歴10年以上の私は「これは30分前に到着していないとまとめて席を取れないぐらいの混み」と判断。蒼生さんに席取りを頼んで、私は人待ちに専念してみる。 するとエセコナンさんから「ごめんなさい今起きました!」というメールが届き、それとほぼ同時に団長西つるみさん到着。二人で「エセさんにょたいもり係に決定」と喜ぶ。 「ゲージツ系は遅刻するから、からすさんも多分遅れる」という予想通りにからすさんが最後に到着し、新幹線に乗り込む。 乗ったと直ぐに盛り上がりはじめる修学旅行生4人。 団長、吉沢ひとみ写真集を発売日に購入したことが判明。さすがは団長! 頭を垂れる思いです。 しかし幹事さんが居ないので何時に着くのか、着いたら何処へ行くのか全く分からないままに「まあいいや」という状態で京都駅へ着く。 京都駅は外人が多い。 それもブルジョワジー階級なので美人が多い。 ということで着いて早々あっち向いたりこっち向いたり忙しくなる。 京都駅に着いてどこへ行けばいいのか電話して、出てみると、居ないはずのエセさんがいる。 ピキーン!となる私と団長。 しかも寝坊の筈なのに着物を着ている。 「どうする団長、脱がしてくれって言ってるよ」 「そうだねー乱れ帯だねー」 騙された私達はしばしエセさんの背後でにょたいもり大合唱をしつつ。 初対面の方々にご挨拶をするも、人数多すぎて全く把握できない。というか私は人が多すぎると意識が朦朧とね…してくるのですよ…(←修学旅行とか行ったことないから)。 全員揃ったところで荷物を預けて移動。移動中にもザビエルハゲのおっさんに心ときめかす。小さめのザビエルでした(身長は高かったけどザビエル部分が少なかった)。 とんかつ屋、「かつくら」にて昼食。 「かつくらうまいねぇ」「この漬け物はかつくら漬けっていうの。うふ」とか会話しつつ、食事中はほとんど会話無い私達のテーブル。食す時は食べ物に集中。 そしてお腹一杯になるとあっけなく眠い…。そんなときに眠気を吹っ飛ばしてくれるような寒々としたお天気。雪降りつつ晴れつつ。 からすさん「私雨女なんですー」でも私は晴れ女。というわけでお空が葛藤しているのか、新幹線の中でも虹を5回くらい見ることができました。お空も葛藤してばかしでお忙しいようです。 地元民ゆうみさんの誘導で伏見稲荷神社に到着。 「…昼の伏見稲荷は禍々しくないっ!」 物凄いショックをゆうみさんに慰められつつ(しかもゆうみさんは伏見稲荷神社と聞くだけでトラウマがうずくらしく既に電車でグロッキーモード。団長はチョコミントダッシュしている謎の列車)。 くすのきさんにターゲットロックオンしつつ(なんてゆーかスネイプ先生がとおおおくからハリーを見つめているシーンを被らせてもらえると嬉しい)。 歩く前からぜえぜえ言っているゆうみさん。頑張って!全部登るわけじゃないのに。 人が多すぎて微妙にぼおおおっとしつつ登る。 ところで神社の途中の神社で「ボーリング入門」という本を見つけました。あの本の謎が知りたい。 行きはよいよい帰りは怖い。 山登り、登るのは得意だが下るのは苦手だ。 途中レンタル着物を返しに行くにょたいもりエセさんとにょたいもり柚さんをスネイプモードで見送りつつ(笑)登り続ける最中は全く問題は無かったのだが、下りはとことん最後の方で、ぎゃあとかうわああとか死ぬぅとか騒ぎつつ下る。 「私、なにごとに於いても上昇は好きだけど下降は嫌いなの」という昔の先生の言葉をパクりつつ下る。 途中脳天と首の神様にお祈りしてから下る。 帰りがけに噂の雀とうずらの丸焼きを見る。 しかも雀の只の死骸を真ん中に置いて、その横に丸焼きを置くというものすごくステキな演出付きである。 買わない。が凝視。 「販売促進効果あるのかなあ、あれ」 なさそうである。人目を引く効果だけは抜群なのだが。 移動しようと思うのだが、伏見稲荷神社のところって電車が来ない。 前回伏見に行ったときも失敗したのだが、今回も電車が来なかった。 ここで一気に寒さの余りトーンダウンというか、死にかける私。 ここからの意識レベルはとても低いので、あまり覚えて無いのですが、気が付くと東福寺に居ました(記憶映像が飛んでいる)。 東福寺とか雪舟寺って確かこないだのレッスンに出たんだよねー。 ベートーベンのピアノソナタが日本庭園なんだってー。 と思いつつ、凍死寸前をくすのきさんの愛だけでなんとか生き延びつつ(横でゆうみさんに「持ってる茶を何故飲まないのか」とツッコミ入れられた。寒いからさ)、東福寺の庭を見るも。 全然何がどうソナタが庭なのかサッパリ分からねぇよ先生。 と愕然としている間にも団長が「あそこからタイタニックをしたい!」と和洋折衷なことをしている。 先生、あんな感じでソナタ弾いていいでしょうか。
気が付くと雪舟の家でお茶を飲んでいました(ここでまた記憶が無くなっていたらしい)。自覚の無い写真とか証拠であったんですが、まあ変なことをやっていたわけではないから(レベル2くらいの変だからまあ許容)寒さにめっきり弱くなってしまったようで。
次に気が付いたら祇園のよーじやでぼーっとしてました。 で八坂神社で死にかけ……気が付いたら食事してました。 体が温まるにしたがってやっとこさ息吹き返す。 なんだかよく分からないけど、気が付いたら雰囲気が濃厚なグループの席に座っていたわ。危険だわ危険。 「魔王」という名の焼酎を飲みつつ(百年の孤独はあまり好みの味では無かった)。 「家族の団らんグループ」に乱入。その間にも私がスススと逃げたグループはセクハラの嵐吹き荒れている。 うふ。私、セクハラするのは大好きだけれどされるのはちょっと……。 色んなテーブルを回りつつ食事を貰う。 エセさんと「○○さんは本当に○○なのだろうか」というのを真剣に話し合う。 腐れおなごたちは、バーフロアを占領し、シェイクカクテルを頼み、シェイクシーンになると一斉に息を呑んでバーテンを見る。バーテンさんはこっそりと「…わかんねぇ」と呟いたらしいが、最終的には仕事モードに勤しみ、表情を変えることをしなかった。偉いよ…。 最後の最後まで飯を食うことをやめなかった私。気が付いたら自分の椅子のよこにへばりついて、余り物のタンシチューを食ってました。大皿のままちらし寿司食べるし、ちょっと自分が怖いわ。どこのテーブルのワカサギも食べたし……。 さりげなくセクハラの洗礼を浴びつつ、するすると逃げる(笑)。いや、最後は絶叫しつつ逃げてました。 竹河みきさんが京都到着ということで、お迎えにぞろぞろと行く。 くすのきさんとお別れして。 今度はみきさん登場。 私はみきさんと歩くと気が付くと腕を組むくせがあるので、ずっとカップル状態で(笑)。みきさんが暖めてくれる。 みきさんにこっそり「団長は「よっすぃー」を発売日に買ったらしいですぜ」と情報を横流しにすると、前列でゆうみさんが「よっっすいぃいいいいいい!」と叫び、実はさりげなくいずみさんが「よっすぃー…」と呟いていた。見逃さないよーん。体も温まったし。 旅館への道すがら河原町を通ったのか、御茶屋さんが立ち並ぶ。 ほんのり薄暗い光の向こうに見える芸者さん。 上質の、上品な、気品溢れるエロ。 思わず立ち止まって興奮しすぎて好みの薄暗いところまで引き返す人まで出たりしつつ(←かも子ちゃん)。 やっぱエロスは上質じゃないとねぇ、とみきさんと納得しあう。 前列から「エロエロ五月蠅い」と怒られるがめげないもん。エロエロエロエロ〜。エロエロアザラク〜。 旅館に着いてもしばし放心しつつ、朝お湯が出ないことだけはチェックする。こりゃ早起きで風呂に直行だね。2階に引いてないのも修学旅行って感じでステキだわ。 放心していると、お風呂に入るのが遅くなってしまった。 いつも夜眠るのが遅くなるのが分かったような、分からないような……。 それから夜の枕投げモードではなく。 スケブ投げ(笑)。 絵描きは全員「はーい。手が空いている人っ」と捕まえられて絵を描かされている。 「何かやれ! 暇な人」 あまりにもシャーペンのカリカリという音以外きこえなくなったところで絵描きがキレる。 早々とお酌係に専念し、「酔うとからみ絵を描くらしい」と前評判の高かったみきさんの前に陣取るも、みきさん1次会で酒呑んでないから酔わないの。ちぇっ。 そんなとき素面なノリで副団長がからみ絵を描いたので、そのスケブはエロ専用と題し、からみ絵オンリーで吹き荒れるスケブにしようと決定。 さりげなくずっと食べて呑んでいた。 ので白状するとかなり酔っていた。 がそんなことを言ったが最後、貞操が無くなるなーと思ったので無言で呑みまくって呑ませまくっていた。 夜の2時、消灯。 最後、乙女団のピロートークはやっぱりエセさんの「○○さんは本当に○○なのだろうか」という話題で締めくくられました。 意識が無くなる寸前まで「やっぱり本当に○○でしょう!?」と語り合う腐れ乙女。 一生懸命「でも……」とキヨラカだった匡さんはあっさり眠りに落ち、エセさんと「やっぱ○○だよね!」と納得しあってから眠りにつきました。
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