世を忍ぶ仮の日記
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2002年03月11日(月) 抜け殻。

起きて。
まだ暗いのでドキドキしながら時計を見たら、5時半で。
けっこう眠れたぞ、と喝采。
あちこちの痛みも取れてきました。
神様も消えた感じで。

ぽっかりとしてました。
練習してても、神様が降りてる時とそうでないときではまったくやらなければならないことが違うので、妙に冷静なのが寂しい。
歌も歌えないし。
声が、出ないの。
淡々と生きてました。
躁でも鬱でもボーダーラインでも無い状態の自分って、只の抜け殻で。
誰でも良いから出てきてくれないかな、と思ってました。
心の中に誰も居ない。
でもきっと、こういう空虚な、精神的休息が無いと息切れ起こしてしまうのでしょう。
で、今までの私は無理してたから、よく体と心を壊していたのだな、と日射しを拝みつつ、紅茶を飲みつつ、普通の朝を過ごしてました。
ただし弾いている曲は現代曲でちと異常。

夕方、化粧がめんどくさくなってドスッピンのまま表参道の皮膚科へ。
抜け殻さん、抜け殻過ぎて何もかもを忘れる。
お金をおろすのも忘れていたし(途中でかろうじて思い出した)診察券も保険証も携帯電話も手帳も途中で読む本も直して貰う筈の薔薇ジーンズも全部忘れて家を飛び出す。
皮膚科の雑誌コーナーにVOGUEやらELLEやら色々おされな雑誌が置いてあって、飛びつくようにVOGUEを見入る。
んでもって、途中で「あかん、これ以上は萌え過ぎる…」と閉じてしまった私がいた。帰って一人で堪能するべやー。うひひひひ。
この日、購入した基礎化粧品があり、金額が一万円を超えた状態でエレベーターを下りようとしたら、すごく親切な扱いをされた。
……そうか、境界線は0のケタなのね。
世の中全て金なのかよ!
とエレベーターで思わず(マジで)涙ぐむ私。惨めだったのさ、世の中所詮全てが金なのが。
でもこの化粧品は良いよ。

帰りがけ、渋谷の東急の地下で、この間見かけた「パステルのなめらかプリン」を買おうと思ってうぴうぴで地下に降りるも、そこはイベントコーナーだったらしく、既にパステルは去っていた。
物凄いショックに打ちのめされて、更に抜け殻すら無くなりそうになる。
今日の日記はパステルのなめらかプリンが如何に美味だったかを克明に書こうと思っていたのによぅ(ホントか!?)
本来そこで他の物欲を満たすのだが、余りにプリンに対する気持ちが高すぎたのか、ケーキには気分がいかず、まずチーズを凝視して凝視して、穴が空くほど見て、食べた気分になって、それからワインコーナーで散々ワインを見る。流石にワインはボトル見ただけじゃ味わえないなあ……。
焼酎のコーナーも穴が空くほど見たけれど、「魔王」が無かったのでとぼとぼ帰る事にする。それに、お酒飲むと神様降りて来ないからね。矢張り10代後半が一番肝臓が健康だったと思われ、最近はアルコールが体に堪えるようになってしまった。ちょっと飲んだ次の日体がくたくたにくたびれてきてしまう今日この頃。厭だわー、重い病になってたらどうしましょ。大丈夫、この間血液採ってもらったから、結果を今度見てみましょう。

帰りがけに、VOGUEと、藤木凛のcrockを4巻まで買う。
お家に帰ってくつろぎつつ、VOGUEガン読み。
萌え萌え萌え萌え……。
VOGUE、おなごのも凄い妄想スペクタクル浪漫だが、今回for menも出ていて更にステキだ。
私が、皮膚科で思わず本を閉じてしまったのも、このfor menのとある見出しにあったりして。
「エディさん。あなたの服作りは誰の為に?」という。
そんなん!そんなん決まってるじゃねぇかよぅ!
これ以上は見られないですぅ、きゃっ!
とまあ、皮膚科では流石ににやけられなかったので、帰ってから思い切りニヤニヤニマニマエヘエヘゲヘゲヘ。
最初のLike a Virginってうさみんだよ、と本屋で一瞬顔が緩んだ。題名からコワイよ、VOGUE妄想。

で、例によってミラアニメを録画しようと試みていたら、電話が。
何か狙ってるんだろうか。曜日違うように思えるのだが…時間帯も違うのだが。
でも、電話に集中しつつ。
てはたと気が付くと、チャットルームに参入したまま妄想炸裂していたので、けっこう色んな人が入っては去って行っていたー。スマヌー。妄想と仕事申し込みとおなご誑し込みに明け暮れていたのじゃよ。
挙げ句眠すぎて何を話したものやらあまり記憶に無かったりしてみて。話がいつもに増して錯綜してたことは記憶にあるんですがね。

ところでVOGUEのトム・クルーズの写真、好きになれない。なんでだろう。


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