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楽の御気楽日記

2002年06月12日(水) 「模倣犯」観て来ました〜♪

さすがに多かったわ〜、客。第一回を見れるように早めに行ったんだけどねぇ〜。前から5列目はちょっと見づらかったですわ(;^^)
あらすじ・公園で女性の片腕とハンドバックが見つかる。それは連続殺人事件のほんの始まりでしかなかった・・・。旦那が他の女のところに行ってしまい実家に戻ってきた娘と孫娘を細々と豆腐屋を営んで養っている有馬義男。その幸せな生活は孫娘・古川鞠子の突然の失踪にて幕を閉じる。情緒不安定になった娘・古川真智子と誠意の無い夫・茂、そして謎の犯人からの電話によって振り回される義男だったが、その先に待っていたのは鞠子の死体だった。まるで民衆を挑発するかのようにいろんなメディアに電話をかけ始める犯人だったが、その目的とは一体何なのか?

といったところです。観ていて思ったのはキャストがものすごくはまってる!ということ。冷静沈着で不気味で冷酷なピースを中居君。(これは意外と、と思うほどはまってたな〜。TBSの直江先生があったからすんなり受け入れられたけど。)後、実直な男・義男に山崎努。こういう役をやってもらうとピカ一ですよね!!実直な男もいい加減な男も山崎努に掛かれば・・・みたいな感じあります。平凡な中に秘める強さってすごいな〜と思わせてくれます。後、栗橋の津田寛治この人はBOSSのCMで出てきた人(というかメジャー認識された人)ですが、すごいですね〜。こんな軽薄な役似合うなんてさすが俳優さん!って感じです。ヘラヘラしてるけどピースを横目で見ながら伺ってる、強そうに見えて一番弱い人って感じ。すごく良かったです。もう、上げて行ったらキリが無いぐらい良いキャスティングです!一途な高井役の藤井隆にしろ、儚げな中にもきりっとした強さを持った滋子役の木村佳乃にしろ、その夫の寺脇さんにしろものすごく良かったです。
細かい所に遊びがあったのも良かったですね〜。映画の中で流れるCMとか雑誌とかにもちょっと小細工してて面白かったですね。

で、そんな良かったづくしのところでちょっといかがなものかと思ったのはラストです。


*******************ネタバレです!!注意!!!*************

あのTV討論会でピースが自爆するシーンのCG、変ですよね?やっぱり邦画がいくら頑張ってるといってもあれはどうかと・・・・(;^^)やっぱり洋画の方が上なのか?・・・・上なんだろうなぁ〜(笑)
後、あの子供は誰が産んだのか?やはり高井・妹なんだろうか?それにしても産んだばかりの子供をいくらピースの遺言とかそんなんでも公園の花壇に置き去りに出来るか?やはり慕っていた兄を裏切った男の子供だからなのか?でも、自分のおなかを痛めて産んだ子供だぜ?あぅ〜、この謎は原作を読めば解けるのだろうか????


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