mao&angieの日記
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2002年05月01日(水) 「友へ チング」を見て。(ネタばれ…です)

出会いの少年の頃から、思春期、そして、大人になってからの4人の男達を
地味に丁寧に描いてるなぁと、思った。

4人の中でも、
力が強くリーダー的存在のジュンソクと気が弱くまじめなサンテク。
デート中のサンテクがからかわれると、すぐに飛んできて容赦なく
相手をヤッツケル、ジュンソク。

それが発端となり、相手からの復讐をうけるサンテク。
またかけつける、ジュンソク。
圧倒的な相手側の数にも全くひるまない。
が、結果、サンテクは免れ、ジュンソクとドンスは高校を退学になる。

ジュンソクに憧れ、サンテクよりも一番に自分を思っていて欲しい、ドンス。
葬儀屋を継がず、ジュンソクと同じ社会(任侠の…)に入っていくが、
敵同士になり……、そして……。

と、いう話だ。
サンテクのジュンソクへの想いが、印象的。
サンソクは自分のせいで、ジュンソクが退学になったからと、家出をする。
結局、ジュンソクに諭され家出をやめるが……
それから後、歩む道はますます、離れていく。

それでも、サンソクは、ヤクに苦しむジュンソクを見守り、
そして、刑務所に入ったジュンソクに会いにいく……。

言葉にならない想いをガラス越しにうちつけたジュンソクの手に、
想いを重ねあわせるように、こちら側から、手を重ねるサンソク。
ラストシーン、熱く胸が奮えた!

                            (杏路)


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