2006年10月03日(火)
新聞が生き残るには |
夜朝日新聞がきた。勧誘がもう必死だった。商品券をもってきて,料金も月3000円を月2000円にまけるからとってくれという。さらに就職で役に立つとか,もうなんでもありの勧誘でかえってひいた。一応丁寧に断った。相手を怒らせないようにってことで…。
朝日新聞さんも今は購読者数が増えなくて困っているんだろうか…。新聞の購読者が増えるためにどうすればいいか。たぶん新聞そのものがかわらなければいけないように思う。インターネットによって,(デマも含む)いろんな情報がどこにいても瞬時に入手できるこのご時世,新聞は情報のジャンルも伝達速度もあまりに遅いといわざるをえない。
情報理論的な情報量という意味でも(いわゆるショックが大きいか小さいかというやつね),新聞の情報には特に目をひくようなものはない反面,ネットには少なくともそういうのはある。デマかもしれないが,そのデマの情報量もでかいのがネットの特徴。読んでいて面白い。
新聞媒体ではどうしても,ネットより伝達速度が遅い。ではどうすればいいのか。情報を正確にするにも新聞はすでに限界を迎えている。しかし,方法がないことでもないと思う。
ネットがここまで発達した理由は双方向媒体であるため,読者からのフィードバック,もしくは受け手が自ら発信することができるからに他ならない。これを新聞でも導入する。
今新聞は購読者確保のために未購読者に商品券などをばらまいている。これをやめて,商品券を購読者にばらまけばいい。新聞をとれば,2ヶ月に1回(勧誘もそんなペースだよね?)商品券が購読者に届く。こうすれば,ネットとの差別化をはかることができる!新聞のいけないところは,購読する前は甘い顔をしてくれるが,購読してからの待遇が冷たくなるところだ。これをなおせばまだ活路はみえるはずだ。つまり今は未購読者に対して甘く,購読者に対して冷たいが,これを逆にして,未購読者に対して冷たく,購読者に対して甘くなればいい。
そのほか,1年に1回,購読者に音楽CDやプレーヤをプレゼント!そのほかにも購読者に色々特典をつける。家族でとってくれているところには旅行券なんかもばらまく。一人暮らしの学生でとってくれているところにはノートパソコンをばらまく。Macminiでも可。
逆に,未購読者への新聞の勧誘なんてのは経費の無駄だからやめる。どうせ成果なんてあがらないのだから。興味がない人や必要性を感じていない人なわけだから,勧誘にいくだけ無駄だ。僕の家へもくる必要はない。今,勧誘にまわしている人は,逆に購読している人のところへうかがわせ,「朝日新聞ですが,これまでの記事の感想アンケートを各家庭に伺ってまわっています。商品券もさしあげますので,ぜひご協力ください」といえば,家庭も料金を払ってるんだし,ほぼ確実にドアをあけてくれて協力してくれるだろう。
毎月か2月に1回,つまり勧誘にくるのと同じ頻度で,購読家庭に伺い,家庭から「もっとこういう記事を書いてほしい」などという要求をうける。その場での投書もうけつける。こうすれば,新聞はもっとよくなるはずだ。
まぁ,この事実に気づけた新聞社が21世紀も紙で生き残っていくんじゃないかなとまずはずれそうな予想をしてみるテスト。
ではでは。 |
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