日記
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2007年01月26日(金) 秋田大学のよい取り組み


CAD/CAMの課題の提出者にでwindows.hを使ったんだと思うんだけど(VBではないはず),ソフトにしてだした大学生がいたんだって。漏れが作れるのはコンソールアプリケーションまでだから…orz描画はエクセルを使うしかないという。素直にすごいと思う。この大学すごい人大杉だがら…。

秋田大学では自殺防止の講義を設置するんだと。挑戦的でよいと思う。自殺に関する学問的研究は専門的にはあまりやってこなかったというのには驚いてしまった。

日本人の自殺への関心事は非常に高い。日本の自殺者は警察庁発表で年間3万人(自殺なのは明らかだが遺族に配慮して病死としたケースを含むともう少し増えると予測されている),国際的にみても先進国中トップクラスの水準にある。これまでも教育現場での生徒の自殺とか,サラリーマンの人身事故の多い都心の鉄道とかは身近な関心事としてとらえられていたし。

50〜60の高齢者の自殺率は10〜20代よりも高く,自殺のやり方がたんたんと描かれた自殺マニュアルも1993年発行でいまだamazon3300位と根強い人気をほこる。

と,これだけ関心が高ければなんか,文系の大学などにそれ専門の研究があるんじゃないかと思っていたんだが,精神医学や心理学の一現象としては扱われていたが自殺そのものがなんなのかは扱われていなかったらしい。

これまでの自殺に関する研究は,本で読む限り50代の自殺は10代の自殺より多いのにもかかわらず「自殺とは精神が未熟な者についておこるものであり,若者が未熟な証拠である」としているものとか,なんだかひどい精神論で片付いていた。

文系の人には専門外となるので酷となってしまうが,自殺についてはすでにいろいろな統計,数値などがでており,国勢調査との就業-通学地集計などから,どんな職業の人に偏っているのか,どんな学校に通っている人に偏っているのか,自殺した人の人間関係を有向グラフで示しモデル化できないか,などなどを調査してほすぃ。

グラフ理論も握手の関係をやるのもいいけど,もっとそういうことに使われることによって,よりよい理系ツールの使われ方といえるのではないかな。そういうグラフだったらまず読むしね。

ではでは。

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