Mother (介護日記)
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2001年07月14日(土)    お宅のお母さん?

今日も暑かったですね。
家の中はサウナ状態でした(T_T)
ってことで、この灼熱地獄の中を買物に行く勇気など到底なく、
ついさっき、夜も8時を過ぎてから出掛けたのでした。

スーパーに入ってすぐ、レジの女性に声を掛けられました。
ずっと前から顔見知りのDさんです。
「ALLUREさんの、お母さん・・・かな?」と言いにくそうに切り出しました。
先日、退院してからここのスーパーに一緒に来たので覚えていたのでしょう。

「なにかご迷惑をお掛けしたんでしょうか?」

「先日夜、お買い物に来たんだけど、持っているお金が足りないので、
 品物を減らすようにお願いしました。そこで
『私の家はすぐそこだから荷物を持ってきてくれない? そこでお金を払うから』 って言われて。
 夜間でレジも2人だったし、男の人も2人しかいないし、
 人手が足りないと説明したんですが」

「逆ギレしたんですね?」

「こちらも、お客さまですからできる限りのことはしてあげたいんですが
 ちょうどレジも混んでいる時で、
 そのやり取りで他のお客さんを待たせちゃったので・・・」

「その時はどうなりましたか?」

「結局、持っているお金の分だけに減らしてもらいました」

「申し訳ありません。教えていただいてありがとうございます。
 店長はこの件をご存知ですか?」

「いえ、その時は店長はいなくて副店長がいたんですけど」

「今日は店長はいらっしゃいますか?」

「いえ、今日はいません」

「副店長は?」

「いません」

「それでは、これからも、またあるかも知れませんので
 店長からみなさんにお伝えいただくように、お願いしていただけますか?」

「わかりました。 
 あ、それから、ご連絡先を教えてもらっていてもいいでしょうか?
 こちらで対処できない時にはご連絡いたしますから。」

「はい、それでは(自宅と、私とパートナーのケータイ番号をメモする)」

「よろしくお願いいたします」

もう、何を食べようかなんて考える余裕もなくって、すぐに帰りたかった・・・

最悪なのは、ここは、店舗こそ違えど
パートナーの勤めるスーパーであるということ・・・



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