Mother (介護日記)
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今朝は7時に電話がなった。 �堯福陰Α院叩叩�
母である。 「靴下を履こうと思ったら、ないから持ってきて」 ヽ( ′ー`)ノ あるだろ、良く見ろよ・・・ (-_-;)
「昨夜ね、隣のベッドのMさんがね、寝言言ったり、いびきかいたりで うるさくて眠れなかったの。2度も起されて、今日は頭が痛い」 「だったら、看護婦さんに言って、お部屋を替えてもらえるかどうか相談してみたら?」
・・・ということで、今日面会に言ったら、ドアの横のネームプレートが変わっていた。 母の希望が通って病室を替えてもらったらしい。
確かにあのお部屋であのおばあちゃまと一緒にいるのは苦痛だったかも知れない。
看護婦さんは 「ボケちゃったMさんのお話をまともに聞いてしまうので疲れちゃったようです」 と言った。
今度は2つ奥の4人部屋だった。満室。 まずはみなさんにご挨拶。
母はお向かいのベッドのSさんに、アイスクリームをもらったとのことで、 久しぶりに食べて余程うれしかったのだろう、3度も繰り返し私に報告した。
「今日はパパが迎えに来てくれるの?」 「棚卸で忙しいから、来れない」 「それじゃ、32分のバスで帰るんでしょ?」
お湯を汲んできて、上半身を拭いてあげた。 髪はブラシで梳かしてから、タオルで軽く拭いた。
母は今日からポータブルトイレを使わずに、直接トイレに行けることになった。 入れ歯を洗うのも、お茶のお替りも、自分でできるので、私も気が楽になった。
しかし大勢の部屋に入ると、人の持っているものを欲しがるというのがやっかいだ。 「あちらの方が使っているのを私にも買ってきて」 と、言い出すのは予想できる。
連絡事項をノートに書いて、クスリを飲んでいるかチェックしていたら 「あら?32分に乗るんでしょ? もう時間がないよ?」 と母が大騒ぎしたので、 お向かいのSさんが 「あなた、送ってあげなさいよ」 とご主人に言った。 「あぁ、そうだね。どうぞ、どうせ暇ですから駅まで送りますよ」 と言ってくれた。
しかし、たった今、初めて会ったばかりの人である。 「それじゃ、よろしく♪」 と2つ返事ができるわけもなく、 まだバスに間に合う時間だったので、丁重に辞退申し上げたのだけど、 ベッドの奥さんも、当のご主人も「どうぞ、どうぞ」というので、 断れなくなってしまい、駅まで送っていただくことになった。
初対面の人の車に乗るというのは、それなりに緊張するものである。 どこで誰が見ていて何を言われるかわからないし、 50代を過ぎた人の良さそうなオジさんとはいえ・・・一応ね。
「毎日面会に来ているそうで、大変ですねぇ。いやぁ、うちもね・・・」と Sさんが話し始めた。
Sさんは、奥さんが先月初めに倒れてしまい、 昨日までは別の病院に入院していたのだけれど、自宅から遠くて大変なので、 こちらの病院のベッドが空いたのでやっと転院できたのだという。 お子さん達は遠方に住んでいて、おばあちゃんとご夫婦の3人暮らしだったそうで、 このたび奥さんが入院することになり、 高齢のおばあちゃんを一人にして置けないので おばあちゃんは他の病院に入院してもらったのだという。 Sさんご夫婦が、50代だとしても、そのお母さんとなれば、 80を過ぎていてもおかしくはない。 Sさんは現在、炊事・洗濯・掃除を一人でこなしているそうで、 しかも、毎日遠い病院への往復も1ヶ月経ち、 「こっちのほうがおかしくなるぐらい」 だと言っていた。
「お互いに、無理しないでテキトーに手を抜いて、頑張りましょうね」と励まし合った。
買物をして帰るので、と言って、スーパーの前まで送っていただいた。
しかし、電車の発車時刻までは40分もある・・・
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