Mother (介護日記)
Index|Yesterday|Tomorrow
母に家事を分担してもらうというのは、 仕事をしている私の負担が減るからという怠慢な理由が元になっているワケだけど 1日中家にいる母にとっても、テレビを見て過ごすだけよりも 適度な運動と日光浴も兼ねるので、良い事であるはずだと都合良く勝手に解釈、 自己弁護をしているところである。
ところで最近、洗濯機をかける時に違和感を感じるようになった。 『あれ? これって昨日洗わなかったっけ? σ(・_・)』
洗濯物を仕分けていると、毎日洗濯をしているにもかかわらず、 タオルの数がやたらに多かったり、下着が2組づつ出て来たり、 靴下がぞろぞろ出て来たりするようになった。 うちはあまり特徴のないデザインのものが多いので、 出勤前のあわただしさに追われて、なんとなく通り過ぎてしまっていた。
洗濯物を干して取り込んでたたむのは、母に頼んでいるのだけど、 どうも母は、干すのを途中で辞めてしまうらしい。(-_-;) そして、またその濡れた洗濯物が入ったカゴを、脱衣場に戻してしまう。
家族は、脱衣カゴに残った洗濯物には関心もなく、その上に脱いだものを入れて行く。 最後に私がお風呂に入る時には、すっかり洗濯物の山ができあがっているので、 そんなことにはまったく気付かずに、私もまた脱いだものを重ねていたのだった・・・
そう言えば、洗濯機の中にしぼったままの洗濯物がそのままになっていたり 取り残した物がいくつかあったりしたこともあった。 干そうとしてシワを伸ばした状態のものが、カゴの淵にかけてあったり、 そこで乾いてしまったと思われる物が出てきて、 私はどうもそれらを2度洗っていたようだと気付いた。ヽ( ′ー`)ノ
母は、たぶん、途中で別の用事(電話・訪問者・トイレなど)ができると、 最初の用事をすっかり忘れてしまうのだろう。
私と一緒にいて、自分の部屋に何かを取りに行ったまま、あれ?っと思うと 既にテレビを見ていたりするし・・・ ^_^;
できるだけ『責任感』というのか『自分の存在価値』というとちょっと大袈裟だけど、 そういう気持ちがないとイケナイと思う。 また、そういう気持ちにさせるのが娘である私の役目なのだろう。
|