Mother (介護日記)
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2002年03月26日(火) |
やっぱり髪を振り乱し・・・ |
寝ていたら、レフティーが私の身体を突ついていた。 でも私は、それに気がつくまでに数分かかっていたようだ。 『うなってるよ』 と言われて、やっと起きた。
え? あぁ、トイレ。
隣の部屋へ行き、照明をつける。 母は、やはりトイレに行こうとして体位を変換させるべく懸命になっていた。
就寝時には手元に音のするオモチャを置いて、 例え声が出ない時でも私を呼べるように、と準備はしているものの、 母としては、そうそう毎晩迷惑を掛けられないと思っているようで遠慮しているらしい。
時計を見ると5時であった。
私は花粉症のせいで、喉の奥がとてもかゆかったので、うがいをしてからまた寝た。
レフティーが出勤前に私に声を掛けた。 『じゃ、行って来るよ。今日は遅くなるからね。 お天気はあまり良くないみたいだけど。 ばぁさん?まだ寝てるよ。』
その後、私はまた眠ってしまった。
* * * * *
昨日は結局パソコンを開けていても、日記を書く余裕がなかった。
* 肺炎とガンと骨粗鬆症について、ネットでいろいろ調べてみたり。
* 福祉用具のカタログを見て、うちに必要だと思われるものをリストアップ。 ・浴室で使う椅子を借りれば、自宅でお風呂に入れられるだろうか。 ・浴室の段差を解消する工事とは、借家を返却するときに復元できるものか。
* 退職時の挨拶の言葉をどうするか。 ・誰にどんなお世話になったのか、どんなことがあったのか、思い出さなくては。 * 退職に際し、勤務先のみんなに贈るものを何にするか。 ・何を贈ろう? いつ買いに行こう?
* 自分の健康維持や余暇を楽しむためには、母の介助や家事を手際良くこなすことが必要。 ・仕事同様に創意工夫を以って、手際良く前向きに取り組みたい。 ・家族の協力を得るためには、何をして欲しいか何をするのかを書き出しておくほうが良い。
* 食べる量が著しく減った母に、何を食べさせるべきか。
* このボサボサの髪は、いつ美容室に行けば良いのか。
* 休暇のたびに、家庭の用事を頼まれるレフティーの健康状態について・・・
・・・ 頭がいっぱいである。
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