Mother (介護日記)
Index|Yesterday|Tomorrow


2002年05月03日(金) 海沿いの道

大型連休だからと言っも、出かける予定もない。
でも、せっかくの良いお天気なので、家でお昼寝していたのではもったいない。
片道4km、いつもはタクシーで行くSPAに、今日は車椅子で行って見ることにした。

自宅から1kmで海に出る。幅の広い歩道をのんびりと進んで行った。
車道はさすがに4連休の初日とあって、他県ナンバーの車が忙しなく追い越して行く。


車椅子を使い始めた頃は、往復ホンの30分の買い物でも腰を痛めてしまったのだが、
私にも学習能力と言うものがあったようで、腰に負担をかけない押し方を覚えた。
シートの下に足を入れるぐらいの気持ちで、車椅子と自分との距離は短い方が良いみたいだ。
離れたところから腕の力だけで押そうとすると、腰に無理な力が入るようなのである。


今日は風が強かったがしっかりと晴れていて、
長袖1枚で充分な気温だったので、遠出をする気になった。

曇りでは、干してきた洗濯物が気になるし、
暑いと感じるくらいの方が、海沿いの風に吹かれても心配ないだろう。


テクテク。 テクテク。 疲れたら休めばいいや。


海沿いなら、きっと何時間でも歩いて行けそうな気がする。

私は海が好きだ。
海は生命の源だ。
胎内の記憶だ。

山は苦手だ。
どうも、閉所恐怖症らしい。
囲まれているところは、意味もなく恐い。
方向がわからない。
迷子になりそうな気がする。

話しが反れました。ヾ( ̄。 ̄;)


半分の2km付近に、ノラさんちの経営する食堂があって、
ちょうどノラさんが外に出ていたので、私は上下4車線越しに呼んでみた。
気が付いて、こちら側に渡って来てくれたので、少し話をすることができた。
母は既に、ノラさんに足のマッサージをしてもらったことを忘れてしまっているので、
持ってきたデジカメでノラさんと母を撮ることにした。
やはり、母には写真が一番だと思う。
忘れかけた記憶の断片を、何とかつなぎ合わせることができるだろう。


予定通り、1時間でSPAに到着。 にぎわっている。 駐車場も混雑していた。

今日は、先日買ったバスローブを持ってきた。
母は、自分の身体を拭こうにも、後ろに手が回らない。
風邪引かせてはイケナイと思って先に母の世話をしていると、
その間に自分がすっかり冷え切ってしまうので、下着まで着せたところで、
私だけもう一度湯舟に入って温まってくるということが多かった。

そこでバスローブの活躍。
荷物にはなるし洗濯も大変だけど、着るだけで水分を取ってくれるので、母もその方が楽。

母は身長が145ぐらいしかないので、長いバスローブは浴衣ぐらいの丈になる。
今までは、ホックのついた巻きバスタオルを使っていたのだけど、
肩と膝下が出てしまうことが気になっていたが、これで解消。

母には湯上り後にバスローブを着せておいて、
先に私が着替えてから、母の着替えを手伝えば良い。
厚手のオフホワイトのバスローブをまとっている母は、
どこかのお金持ちのおばあさま、と言った感じだった。(疑)

もちろん、自宅でも活躍。
狭い脱衣場で着替えるのは大変なので、部屋でバスローブ1枚になってから浴室へ。
入浴前には下着になって体温調節を図るのが良い、とテレビでも言っていた。

SPAの後はお決まりのティータイム。



既に5時を回って、これからまた1時間の道のり。
でも、私はこの道が好きだ。 苦にならない。
絹江とも、SPAの手前の公園まで、何度も歩いた道である。



日差しが強くなれば無理だ。
雨が降ったら出かけられない。
寒い時は、なおさらのこと。

今が一番いい季節。


Index|Yesterday|Tomorrow


ALLURE  ☆ MAIL

読んだら、押してね ↓ 

My追加