Mother (介護日記)
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大型連休だからと言っも、出かける予定もない。 でも、せっかくの良いお天気なので、家でお昼寝していたのではもったいない。 片道4km、いつもはタクシーで行くSPAに、今日は車椅子で行って見ることにした。
自宅から1kmで海に出る。幅の広い歩道をのんびりと進んで行った。 車道はさすがに4連休の初日とあって、他県ナンバーの車が忙しなく追い越して行く。
車椅子を使い始めた頃は、往復ホンの30分の買い物でも腰を痛めてしまったのだが、 私にも学習能力と言うものがあったようで、腰に負担をかけない押し方を覚えた。 シートの下に足を入れるぐらいの気持ちで、車椅子と自分との距離は短い方が良いみたいだ。 離れたところから腕の力だけで押そうとすると、腰に無理な力が入るようなのである。
今日は風が強かったがしっかりと晴れていて、 長袖1枚で充分な気温だったので、遠出をする気になった。
曇りでは、干してきた洗濯物が気になるし、 暑いと感じるくらいの方が、海沿いの風に吹かれても心配ないだろう。
テクテク。 テクテク。 疲れたら休めばいいや。
海沿いなら、きっと何時間でも歩いて行けそうな気がする。
私は海が好きだ。 海は生命の源だ。 胎内の記憶だ。
山は苦手だ。 どうも、閉所恐怖症らしい。 囲まれているところは、意味もなく恐い。 方向がわからない。 迷子になりそうな気がする。
話しが反れました。ヾ( ̄。 ̄;)
半分の2km付近に、ノラさんちの経営する食堂があって、 ちょうどノラさんが外に出ていたので、私は上下4車線越しに呼んでみた。 気が付いて、こちら側に渡って来てくれたので、少し話をすることができた。 母は既に、ノラさんに足のマッサージをしてもらったことを忘れてしまっているので、 持ってきたデジカメでノラさんと母を撮ることにした。 やはり、母には写真が一番だと思う。 忘れかけた記憶の断片を、何とかつなぎ合わせることができるだろう。
予定通り、1時間でSPAに到着。 にぎわっている。 駐車場も混雑していた。
今日は、先日買ったバスローブを持ってきた。 母は、自分の身体を拭こうにも、後ろに手が回らない。 風邪引かせてはイケナイと思って先に母の世話をしていると、 その間に自分がすっかり冷え切ってしまうので、下着まで着せたところで、 私だけもう一度湯舟に入って温まってくるということが多かった。
そこでバスローブの活躍。 荷物にはなるし洗濯も大変だけど、着るだけで水分を取ってくれるので、母もその方が楽。
母は身長が145ぐらいしかないので、長いバスローブは浴衣ぐらいの丈になる。 今までは、ホックのついた巻きバスタオルを使っていたのだけど、 肩と膝下が出てしまうことが気になっていたが、これで解消。
母には湯上り後にバスローブを着せておいて、 先に私が着替えてから、母の着替えを手伝えば良い。 厚手のオフホワイトのバスローブをまとっている母は、 どこかのお金持ちのおばあさま、と言った感じだった。(疑)
もちろん、自宅でも活躍。 狭い脱衣場で着替えるのは大変なので、部屋でバスローブ1枚になってから浴室へ。 入浴前には下着になって体温調節を図るのが良い、とテレビでも言っていた。
SPAの後はお決まりのティータイム。
 
既に5時を回って、これからまた1時間の道のり。 でも、私はこの道が好きだ。 苦にならない。 絹江とも、SPAの手前の公園まで、何度も歩いた道である。
 
日差しが強くなれば無理だ。 雨が降ったら出かけられない。 寒い時は、なおさらのこと。
今が一番いい季節。
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