Mother (介護日記)
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2002年05月02日(木) 前進。

先日、ケアマネージャーの会社から「今月の予定表」だと言ってもらったが、
それには、レンタルベッドの記入しかなかった。

『介護認定が下りればすぐにも週に3日の入浴サービスが受けられる』と言うようなことを
世間の人からは聞いてはいたものの、実際はそうは簡単にいかないものである。

入浴サービスが受けられないのであれば、今は母が自分で動けるので特に急ぐ必要もないが
それならばと『浴室の床上げをお願いしたい』と頼んでおいたので、催促してみたのだった。

そこで1日、さっそく依頼を受けた業者から電話が来て、30分後には見積もりの為にうちにやってきた。
S工務店の担当者は20代と50代の男性で、ふたりともとても感じの良い方だった。

浴室の床上げは、特に工事をすることなく、すのこ式の物を作っていただけるようだ。
これによって、40cm近い段差も、5cmほどにできるらしい。


また、浴室内と入り口部分にてすりがあった方が良いとのこと。
今はつかまるところがないので私が肩に背負う形をとるか、
もしくは洗濯機脇の棚に手をかけての昇り降りであり、安全とは言えない状況である。


うちとしては、この際、自費も多少であればシャワーも付けたいところ。
現状では、浴槽の水を沸かして、それを汲み出して使っている。
床に置いた浴槽からお湯を汲み出すのも、またぐことも、
母にとってはかなり大変な動作である。  この点は、見積もりの金額次第であるが。


続いて、ウォシュレットが設置できるかどうか、見ていただいた。
今後、母がもし動けなくなるようなことがあっても、
ウォシュレットがあれば衛生面もずいぶん違ってくるだろう。

うちでは現在、和式の便座に簡易洋式便座を載せて使っている。
ウォシュレットも、今は複雑な工事をせず和式に載せて使用できるタイプもできたとのこと。

そして、今日。

S工務店の担当者がトイレ設置の業者とやって来て、
トイレのメーカーをチェックしたところ、簡易ウォシュレットに対応するとのことで、
なんとか介護保険の予算枠内で工事が収まるように考えてくれることになった。

コンセントのコードは外を這わせれば、
大掛かりな電気工事をすることもないのでコストが下げられるのだそうだ。


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