Mother (介護日記)
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朝から眠い日だった。
曇りがちで、数時間後には雨が降って来そうなお天気なので、余計かも知れない。
10時過ぎには、お昼寝気分で絹江のベッドにもぐりこんだ。
うとうとしていた時に、母の声がした。 誰かとしゃべっているらしかった。
ん? 工務店の人かな?
母のお友達のTさんだった。 10日にも来てくれたんだっけ。
「あら、良く来てくれたじゃない、上がって。」
母が玄関に出たら、娘さんはいるかと聞いていた。 「あぁ、いるなら、上がらせてもらうわ」 (^_^;) 確かに私は母の通訳や解説者でもあるからな。
今日は、キレイなピンクのアジサイを持ってきてくれた。 「あなたの庭に咲いていたから」
Tさんは、母が前に住んでいたアパートの2階のお友達。
Tさんは早速、持って来てくれたあんみつを開け始めた。 「何にもいらないのよ、これ食べるから」
私はハスカップの紅茶を淹れた。
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