Mother (介護日記)
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昨日の検診にはHPビルダーのマニュアル本を持参して行ったが、 長い待ち時間の間に眠くなってしまった。
やっと内科で呼ばれた。
M 「あ、Kセンセ♪ こんにちはぁ♪」 相変わらずの母に、作業中の看護婦が振り返る。
K 「腰の調子はどうですか?」
M 「腰? 腰は痛くなぁい」
A 「いえ、先生、今朝は痛いと言っていました(^_^;) 何しろ記憶が3分なもので」
カーテン越しに順番を待っている患者数人から、クスクスと聞こえてきた。
M 「ここが痛いの、センセ」 と右胸をさすって見せた。
K 「どういう時に痛いですか?」と聞かれたが、母は聞く耳を持たなかった。
A 「セキをした時に痛いようなんですが」 と、私がフォローする。
M 「センセ、ここが痛いって言うのは何かの病気なのかしら? 肺病?(肺炎) 肺病だったらどうしよう、怖いよ〜」
K 「ヾ( ̄。 ̄;)肺病なんですよ。 その治療をしているところですよね(^_^;)」
カーテンの向こうの笑い声はさっきより大きくなった。
K 「朝ごはんは食べましたか?」 と、聴診器をあてながら聞いた。
M 「はい♪ 食べました♪」
肺が少しパキパキしていると言う。
K 「これではまだステロイドを減らすことはできないから、今回もまた同じで行きましょう」
血液中の酸素濃度は91%で、やや低め。 ソファに座っていた状態から診察室まで少し歩いたからだろうとのことだった。
K 「お昼ごはんは食べましたか?」
M 「はい♪ 食べました♪」
�堯福陰Α院臓�
A 「何を食べたっけっか?」
M 「ええと・・・なんだっけっかな? パン? パンだったねぇ?」
K 「ヾ( ̄。 ̄;)お昼はまだだよ、これから。」
M 「まだだっけっかぁ? あははぁ♪ わ〜すれちゃったぁ〜(@^▽^@)」
カーテンの向こうではついに大笑いが・・・
M 「なぁんでも、す〜ぐ、忘れちゃう。あははははぁ♪ しょうがないねぇ、こりゃ。 ばぁかだから。あはは〜♪」
K 「これはねぇ、あなたの性格もあるんですよぉ? 質問されたら考える前に思いついたことをすぐに答えちゃうでしょ? 一度、頭の中で考えてから話すようにしないとねぇ(^_^;)」
先生がそう言っても、肝心なところは聞いていない。(^_^;)
K 「それじゃ、次はまた2週間後ね。」
M 「はいそれじゃまたね、センセ♪ ありがとうございました〜 またよろしく〜 握手〜 アタシのカレシだもんね〜ぇ、センセ♪( ̄ー ̄)」
母を良く知らない看護婦は『あなたも大変ね〜』という目で私を見ていた。
カーテンを開けると、今の会話を聞いていたと思われる患者数人が 母の顔を確認すべく一斉にこっちを見たのだった・・・
そう言えば、外来で痴呆の患者を見たことはないな。 あまり話さないから気付かないだけかな? 家族に付き添われて車椅子や杖で来ているお年寄りは多いけど。 母のように、こんなに明るい、軽度の痴呆の人って言うのは少ないのかな?
ちなみに。母は整形の担当医には、こういう態度や発言をすることはない。 やはり1年以上のお付き合いで、それだけ親しみを感じているということだろう。
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