Mother (介護日記)
IndexYesterdayTomorrow


2002年06月22日(土) ケアマネージャーとひさびさの対面

「大変ご無沙汰してしまいまして・・・」
約束通り、1時半にケアマネージャーがやってきた。


住宅改修について、
『承諾書』と『介護保険居宅介護(支援)住宅改修費支給申請書』を持ってきた。

これに記入捺印し工務店の“正規の領収書”を添えて市役所に提出すると
約2ヵ月後、指定口座に入金されるということだった。


先日、市役所に行った時、
『住宅改修費が返戻されるまでに2ヶ月と聞いているが、いつ頃になるか』と聞いた。

男性職員が調べたところ
『まだケアマネージャーから必要な書類があがって来ていない』とのことだった。


ケアマネージャーが持参した中には、領収書のコピーがしっかり入っていた。
私の視線を感じたのか
「コピーはいただいているんですけど、本物が必要なので」と言った。
でも工務店が領収書を持ってきた時には、
「それでは正規の領収書をALLURE さんが保管してください。
 コピーをケアマネージャーさんに回して処理してもらいます。」と言っていた。

工務店は、うちだけではなく、
これまでにもたくさんの介護保険適用の住宅改修を取り扱って来ているのだから、
市役所に提出する書類に添付する領収書がコピーで構わないと承知しているはずだ。

今回のことでケアマネージャーに対して信用をしていない私から見れば
“正規の領収書がないから”なんて、自分の処理が遅れた理由にしているとしか思えない。

コピーは、とっくに工務店から届いているに違いなかった。
コピーで良いはずなのに、自分が市に提出するべき申請書をうちに持って来ないから
申請処理が遅れたのに、それをごまかすために言い訳をしているのだ。
この件について(コピーは無効なのかどうか)は後日、市役所に確認をしようと思う。

私もイジワルなのかも知れないけど、嘘をついたり、ごまかしたりするような人であれば、
今後長くなるであろうお付き合いに、必ずまたどこかで支障が出てくるはずなので、
たびたびこのようなことがあるのでは、ケアマネージャーの変更も検討しようと思う。

業務上のミスや処理の遅延については、どこの会社でも多少なりともあることだが、
それを素直に認めて謝罪する気持ちがなくて、なんとかごまかそうとする姿勢には問題がある。



今日持ってきた書類の中には、
『居宅介護支援契約書』と『居宅介護支援重要事項説明書』もあった。

ひとつは、利用者と支援事業者との居宅介護支援についての契約書で、
もう一方は、事業者・職員・サービス内容についての概要説明。
どちらも、利用者と支援事業者双方の確認のために記名捺印の部分があり、
これらを双方が1部づつ保管するというものだった。

この書類と同様のものは、
介護支援ベッドのレンタル業者との間でも、ベッド搬入当日に交わしている。
普通、契約書なんていうものは、これに記名捺印があって初めて効力を発するものであり、
サービスが始まってから3ヶ月も経った今頃、しかもこちらからのプッシュによって
やっと持ってくるようでは、呆れて物が言えない。
今回の“半ば苦情的”なこちらからのコンタクトがなければ、
ケアマネージャーはいったい、これらをいつ持って来るつもりだったのか。

契約が成立していないからサービスを受けられないとも言える(毒)



取り敢えず、月曜日からデイサービスが開始となるが、
これについては、やはり消極的な発言が繰り返された。

「車で20分から25分くらいですかね〜
 10時までに(施設に)入らなければならないので、8時50分位にお迎えに参ります。
 少し早いんですけど、よろしいですか?
 帰りはだいたい3時過ぎになりますが、その時間に奥様はいらっしゃらないでしょう?
 あ、いらっしゃいますか?
 運転手兼社長が、連絡帳をお渡しする際に、今日の様子などをお話いたしますのでね。

 N(ここの町内の施設)は混んでいるみたいですし、あとは○×にあるんですが、
 そこだと○○まではお迎えに来れるそうなんですが、やはりここまでは・・・」

どう聞いても、自分のところでずっと面倒を看てあげようという気持ちが伝わってこない。

『夫婦個人でやっているものですから』とか、
『宿泊施設も持っているものですから』などと多忙な自分の言い訳をする。

本当かどうだかわからないが、
「私も平日はデイサービスがあると3時過ぎまでかかってしまうんですね。
 この近くに別の方もいらっしゃるので、良く来るんですけど、
 3時過ぎにいらっしゃらないことが多くって・・・」 とも言った。

これは昨夜の電話でレフティーにも同様ことを言ったらしいが、来たという証拠はない。
こちらだって買い物やお散歩もあるのだし、
何度も不在だったというのなら、最初からそのことも考えてメモの準備をするとか、
電話で「今日○時頃うかがったんですけどお留守だったようで・・・
最近、いかがですか?」と一言フォローすれば良いのに。
もちろん、「明日の何時に寄ろうと思いますがいらっしゃいますか?」と
事前にアポを取ることもできるわけだし。



書類のやり取りが一段落したところで、私がお茶を淹れに行こうとするとと、
「あぁ、いいんですよ。
 サッカーは何時からでしたっけ? 3時半だったかな?
 私、それまでにもう1件まわらなきゃいけないんですよ。」と言ったので、
これまた私をがっかりさせるのだった。

サッカーの試合は、自分が観たいのか、
それとも、訪問先の家族が観るので邪魔をしないようにとの配慮からなのか疑問である。

このMさんは、表現がヘタなだけなのか、それとも単に怠慢なのか・・・


IndexYesterdayTomorrow


ALLURE  ☆ MAIL

読んだら、押してね ↓ 

My追加