Mother (介護日記)
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| 2002年07月20日(土) |
はじめてのデイサービス |
一般的には「デイサービス」だが、この施設では「通所リハビリ」と呼ぶらしい。 略して「通所」。
今日は、初めての通所となった。
私は昨日、深夜まで遊んで帰宅した後、今日の持ち物点検をしていた。
・通所リハビリ利用同意書 ・介護保険証 ・健康保険証 ・老人医療受給者証 ・健康手帳 ・身体障害者手帳 ・嗜好調査表 ・着替え 「嗜好調査表」と言うのは、好き嫌いのほか、アレルギーがあるかとか、 普段、間食をしているかなどを記入するのだが、中でもおもしろいと思ったのは、 「施設で食べてみたいと思うものがあったら書いてください」という質問で、 私はなんと書けば良いのかわからずに空欄のままで提出してしまったが、 “お寿司”とか“ビーフシチュー”とか“アイスクリーム”とかって、 書いても良いものなんだろうか? 影で笑われそうだよねぇ? せいぜい“ヨーグルト”とか“プリン”止まり?(^_^;) ってか、ばーちゃんよりも、これは私の嗜好なんだけどさ。(爆)
* * * * *
今朝は7時過ぎに部屋に行くと、既にカーテンが開いてはいるものの、 いつものうたたね状態だったので、揺り起こして着替えるように言った。
壁に書いた張り紙を指して「今日はここに行くんだよ」と言って、 お迎えの時間8:45までに支度をしなくてはならないと説明をした。
簡単な朝食を摂り、身支度が一通り整ったところで、 「どこか、出掛けるの?」と聞いてくるんだから、まったくもう。ヽ( ′ー`)ノ
やっぱり、あれしかないな。「首からさげるカード」 『毎週土曜日は○○で昼食と入浴のサービスを受けます』と書いて首にかけてあげた。 それを何度読んでも「どこに行くの?」「何しに行くの?」と聞いてくる。 「ここに書いてあるから、忘れちゃったら、ここを見て。」
私が付いて行くわけではないから、お迎えの車に乗せられた後になって、 “どこに連れて行かれるんだろう?”と不安になってしまうよりは、 カードを見ながら何度でも確認できるほうが良いと思う。 もちろん、母が嫌がらないからできることではあるが。
少し早めに支度ができたので、手足の爪を切ってあげた。 使わないと爪は早く伸びるんだそうで、気付くとかなり長くなっている。
10分前、トイレに行くように言うと「出ない」と言ったが、 それでも「行っておいた方がいいから」と行かせると、ちゃんと出た。(^_^;)
もう来る頃だから、とショルダーバッグを背負わせて、外で待つように言った。 いつもの、道路脇のブロックに座って待っていると、まもなくワゴン車がやってきて、 運転手と若い女性が降りて来て、母の名前を確認し、挨拶を交わした。 母は、助手席に座ることになり、運転手に抱きかかえられて乗り込んだ。
後部には既に3人の女性が乗っていたが、母よりも歳が上のようで皆、白髪。 こちらが挨拶をしても帰って来なかった。 無表情と言うか何と言うか・・・意思の疎通が量れないほどボケちゃってるように見えた。
「よろしくお願いいたします」と手を振りお別れしたものの、 ワゴン車は次の利用者、うちの2件先のIさん宅にすぐに止まった。(笑)
Iさんは、私がバイトしていた美容室での先輩(かなり年下だけど)で、 脚の悪いお父さんがいて、ここに越して来た当時から、この施設の通所介護を受けている。 こんな至近距離で利用日が違っていたら、施設の人も送迎が大変だものね。 Iさん宅は、平日にもお迎えが来ているのを見たことがあるから、 週に2度の利用かも知れない。
母も慣れたら、週2回にしてもらえるとの話だったが、空きがあるならお願いしたい。
* * * * *
母のいない時間の過ごし方については、Diaryに書くとして。
3時半過ぎ、予定通りに帰宅。 「あぁ、楽しかったぁ♪ 送ってもらっちゃった」とご機嫌の母。 (送ってもらわなきゃ、一人で帰ってこれるようなところではない)
『連絡帳』ができた。これによって施設での母の様子を知ることができる。
「健康チェック・軽体操・入浴・昼食・リハビリ・ レクリエーション(ジャンボカルタ)・茶話会を実施しました。 初めての通所でお疲れになられたと思います。 ご本人様は、お友達ができた、ととても楽しそうに過ごされていました。 これからよろしくお願いいたします。 保険証類、ありがとうございました。」
ベッドに腰掛けた母に「楽しかった?」と聞くと、 「うん、楽しかった♪」と元気に答えた。
しかし「何をやって来たの?」と聞いても、「お昼は何を食べたの?」と聞いても、 まったく思い出せなかった。
楽な服に着替えさせようとしたら、なんと、下着が母のではない。�堯福陰Α院臓� 名前、書いてないし。誰のだろう? 自分の下着を間違えるなんて・・・ 家族の洗濯物をたたむ時、自分の物はちゃんと区別できているんだけどな。 どんな風に着替えをしたのか、母が状況を覚えているはずもなく・・・ 施設の人が間違えたのかな? きっと、施設の利用者のほとんどが、母のような感じなのだろうから、 他の人が間違えても無理はないのだが。
ありゃりゃ、靴下も!
『着替えには名前を』と注意書きがあったので、母のシャツとパンツには名前を書いたが、 靴下には書かなかった。ってか、どこに書いて良いかわからなかった。
もしかしてパンツも? あ、これは自分のね。(^_^)
本人は良しとしても、間違えた相手の家庭でも“あれ?”と思っているはずなので すぐに施設に電話して、来週に持参する旨を伝えておいた。
紙おむつは2枚持たせたが、空になって帰ってきた。 「お漏らししちゃったの?」と聞いたが、「ううん、してないよ」と言う。 これも良くはわからない。 家で、今脱いだものと、着ようとするものとをごっちゃにしてしまうこともあるから。
* * * * *
お昼寝をする前に、日記を書くように言った。
一眠りしてしまった後では、記憶が飛んでしまうから、できるだけ早いほうが良い。
母はすっかり忘れているようだったので、連絡帳をヒントにして 「カルタをやったでしょう?」と聞くと、 「カルタ? あぁ、こぉんなに大きいの、ね。 お手玉をその上に乗せて、たくさん乗せた方が勝ち・・・」(@_@;)
一緒に行かないので、私にはさっぱりわからない。 写真もないので、記憶を呼び戻すことが難しい。 今度、見学させてもらって、写真を撮らせてもらった方がいいかな? (見学は自由)
施設のパンフレットを見せても、今、行って来た場所としての認識がない。 パンフレットと同じ場所に立たないと、自分が見たのと同じ景色には見えないからね。
ましてや、食堂の写真などは、テーブルや椅子が置いていない、空間としての写真だし、 和室も、畳だけで、みんながカルタをしている様子などがないので仕方がないけど。
浴室の写真を見せても、入浴したかどうか覚えていなかった。
でも、『楽しかった♪』という記憶だけが残っているのは、 今後の継続にとても大切なことだから、いつものように「ま、いいか」
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