Missing Link

2005年05月04日(水) 昼下がりのカフェ


 天気の良い五月の昼下がり

 適度に空いたコーヒースタンドで一人
 古本屋で買ってきた1冊百円の文庫本を読みながら
 ハンバーガーを齧りながらアイスコーヒーを飲んでいる自分が
 一番幸せなんだと思う



「それが君が一人身な理由?」
「理由にならない?」
「・・パートナーの一人の時間を尊重する人もいるよ?」
「誰かを待たせていると思うとくつろげない」
「優し過ぎてわがままだね」
「その人と一緒にいる時間が『一番』じゃなきゃ相手に失礼だと思う」
「現実的じゃないな」

 彼は諦めたように笑って断罪した。

「一生一人でいたまえ」
「だからそう言ってるじゃないか」
「でも結婚式には呼んでくれ」
「それは矛盾した希望だろう?」
「君のそのひとりよがりに付き合える相手なんて、
 会ってみたいに決まってる」
「ひどいな」
「だからいつも言っているじゃないか」

 僕は思わず笑ってしまった。



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