2002年04月17日(水) |
救いはどこにあるのか |
あの子をただ単に甘えさせてただけ。 そんな簡単なことに気がつかなかった。
久しぶりに男同士のケンカを止めに入った。 身体は引きずられるし、思い切り引っ張っても 何をしても引きずられる自分は大きな木を引っ張ってるみたいだった。 んで、転んだ。 転んで、その人も転んで不戦勝。
心の叫びはその人の身体から溢れていた。 力では無い。 その人が求めていたのは、ただの暖かい温もり。
あの子が私の側に寄り添ってくれた。 それだけで涙が出た。
逃げても逃げても追いかけてくる 自分の弱さに向かい会うことは 何よりも苦しい。 自分の弱さを直視しなくてはいけないから。
でも、そこには小さくても確実に 逃げない自分がいる。 確かな自分がいるのだ。
2時間半泣き続けた私は皆を置いて家出した。 徒歩5歩の家。 そこで出会ったおばさん。 部屋に入った瞬間に足がつり、脈まで計られ 何事が起こったか私がオロオロ。 看護婦さん二人に介護して貰った。 情けないよ。さえちゃん。
あまりに泣きじゃくり過ぎて 何かが欠乏したらしい。
人一人に本気に関わっていただろうか。 どこかで逃げてた自分が一番情けない。 私は一体何をしているのだろう。
心底、自分の逃げ腰には呆れる。 かかっていけ。真剣に。
んでもって、暖かい人間になれ。
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