騎馬民族

2002年04月18日(木) さっちゃんの魔法の手

17時15分【K】
昨日のあのことはきっと彼のなした事であろうかと
どこかで感じるから彼に手を合わせに行かして貰った。
昨日のおばさんは昨日と同じように暖かく、
ちょっと恥かしかった私はアップルパイを持っていった。

17時30分【M】
卑屈になってる自分が見え隠れする。
余りにも素直に真っ直ぐに二人を心配する彼女に
私は卑屈になっていった。

「私はお祭屋をしたい訳じゃない。」

そんなことを言ったって無駄。
今の私はお祭屋。

自分の今の姿を直視しない自分は
まだ逃げたがりの意気地無し。

19時00分【A/K・S・Y】
窓から可愛い顔が3つ。
初めて対面した三つ子ちゃん。
会うのをずっと楽しみにしていた。

最初の10分はモジモジと。
15分後には...。

何をするのにでも3人一緒だから
嬉しかったのではない。
二人が一人を一人が二人を
3つの命が一つであることが嬉しかった。

だから私は最後に握手をして御礼を言って
また遊んで下さい。なんて言ったんだ。

さっちゃんの魔法の手は可愛いらしかった。
最後まで私の手を両手でしっかりと握っててくれた。
さっちゃんの魔法の手の温もりが
今もまだ残っている。

21時30分【T.K】

卑屈になっていた自分を吐き出した。
あの人はそれを聞くだけで、思ったことを言うだけで
感じたままに返事をしてくれるだけだった。
それが私には自分が戻ってくるようで
卑屈になっていた自分を素直に言えたことが嬉しかった。


1時50分
家に着いた。
もっと素直に生きれたら、きっともっと自分を好きになれるだろう。
素直に謝ろう。素直に気がついたことを
昨日のあの子に言おう。
そして今日卑屈になった理由も彼女に言おう。

素直な貴方が羨ましかったんです、と。


そうやって素直になろう。


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