会社が終わり、真っ直ぐに神楽の後片付けに行った。 着物や袴を大きなお風呂に入れて足でジャブジャブ洗うのだ。 結構、大変で。でも楽しくて(笑) 子供みたいにジーンズを濡らして洗いました。
明日の子供権利条約の会議に出席するのに、身内(私的には十分身内)の不幸で遅れるかもしれないことを報告していた。 数時間後、ナミちゃんという私と同じ歳の子がやってきた。
ナミ:昨日の事故.... さえ:ん?
ナミ:私の友達、看護関係の仕事をしてるの。 さえ:うん?
ナミ:昨日、偶然ぶつかった瞬間に居て、その子が呼吸確保や応急処置をして、できるだけのことはしたって言ってて。できるだけのことをして救急車にそのおばあちゃんを乗せたって聞いたの。 今、さえちゃんの親戚だって聞いたの。だから...
なんだか涙が出てきた。 有難うとしか言えなかった。
最後の最後に一生懸命助けてくれようとしてくれた人が居たことに、有難うとしか言えなかった。
ナミちゃんがその助けてくれようとした子に電話をしてくれた。 彼女は、現場に行きお花が置いてあることで亡くなったことを知り、新聞を買い見ながら「もっと私に何かできたのかもしれない。」と言っていたそうだ。
最後の最後に、一生懸命助けてくれようとしてくれた彼女に心から感謝の気持ちでいっぱいです。 最後の最後に、本当に有難う。 明日、マキちゃんに伝えます。
その時、ちょうど私はケンという男の子と話をしていた。 全部を聞いた彼は「今日、家のおばあちゃんの一周忌なんです。」と言った。 お参りしてから帰りますと言っていた。
そのケンは、今警察官を目指している。 ケンは独学で勉強をしているけれど、時々考えると言う。 「勉強はいいんです。ただ、自分の気持ちがわからなくなる。 警察官になりたいけれど僕の描いてる警察なのだろうかな。」と。 頭を巡らせた。
友達に警察いたっけ..いたっけ....いたっけ...
知り合いに電話をした。 友達の旦那様が警察官で、話を聞いてくれるように頼んでくれると言ってくれた。 現役の警察の人に話を聞くことで元気が出るなら、希望が湧くなら。 そんな気持ちになりました。
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暖かき声がした
彼女の声は暖かい 彼女の声は優しい
だから、私も優しくなれる だから私も素直になれる
いつも繋がっている見えない思い
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