騎馬民族

2002年07月19日(金) 子供の権利条約

会議に行く前にあの方から電話が来て
会議に向かったのだけれど、
何を聞かれても「わからない」としか言えない自分と
すぐに責任逃れをしたくなる自分、どこかに誰かに責任転嫁したがっている自分が渦を巻いてることに気がついた。

それはどこから来ているのかと会議の最中に考えた。
考えたというよりも、暖かい皆の励ましと強さに沸きあがってきた。

「器の小ささ」

私は器が小さい。
そう思ったらスッキリした。謙虚になれた。
器の大きさ以上のことはできないのかもしれない。
でも、できることはさせて貰おうと思った。
何よりも誰のせいでもない。

私に今、できることはあの方のお店に行き
顔をみせることしかできなかった。

子供権利の委員に声をかけさせて貰ったら4人で行けることになった。

この間のシンポジウムに来てくれた人2人。
初めてあの方の歌を聞いた人1人。

このお店で飲むワイルド・ターキーは最高だ。
ダブルで飲む。

喉に焼けそうな熱さといっぺんには飲めない大人のお酒って感じで私はこのお店であの方の歌を聞きながら、ピアノを聞きながらタバコに火をつける瞬間が好きだ。

その空間は私の住んでる日常とは全く反対の空間で
全てのしょってるモノを降ろすことができる。


おろしちまいな、そんな荷物
無理することは何も無い
ありのままに貴方でいいんだよ


花火大会のせいなのか賑わっていたお店も
気がつくと誰も居なくなっていて、お客さんが一人だけになっていた。
あの方は私達の席で、たくさんのお話をしてくれた。
それは生きてくために必要なことだったり、大事にしたいことだったり。


今、この空間に皆と一緒に居れることだけで有り難いと思った。
あの方のお店に皆とこれたことが嬉しかった。

一人じゃないと思った。

小さなロウソクの炎が暖かく揺れている。


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