朝、眼が覚めると何がなんだかわからなかった。 玄関に近い、茶の間の端っこで私は起きた。
眼が覚めて見えたもの。 ソファの間に「お父さんの布団」で寝てる人。(はぃ?
二つあるソファに寝てる人も見えた。 普通に毛布をかけて寝ている二人。
えっと。毛布はどこから入手を?
そして私。 茶の間の端っこに寝てるのに、自分の枕と毛布がかかっているのだ。
......( ̄◇ ̄@)......(ピヨピヨピヨ
って言うか、そこに寝てる人は誰ですかぁ?(涙 って言うか、私寝ちゃった? って言うか、何がどうしてこんなことに?
寝てる人が誰かわからないまま、PCのメールを見ると朝の4時近くに家に着いたらしい男の子からメールが届いていた。
「昨日は楽しかったです。有難う。そろそろ寝ますね。」
......( ̄◇ ̄@).....
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財布の行方がわからなくて、とくちゃんに電話をした。
さえ:とくちゃん、私の財布が無いんですけど、どこにあるか知りません? とく:イヤァ、もう、さえちゃんたらこれだもんねぇ
とくちゃん曰く。
「こんな所に財布を置いておいたら無くすよ?」と私に財布をくれたらしい。 「じゃぁ、ここに無くさないように入れときます♪」と冷蔵庫にぶら下げている『ワニの鍋つかみ』の中に無理やり財布を入れ「これで大丈夫です♪」 と言ったらしい。 「絶対、忘れるよー?さえちゃん?」 「大丈夫です!!」
どこが大丈夫なんでしょうか、私(遠い目
それぞれ皆の話を繋ぎ合わせて見た。
夜中に花に水を上げたり。 仏さんのゴハンを下げたりしてたらしい。(覚えて無い
自慢じゃないが私は秒単位で寝れる人である。 何かの話が終わった瞬間に私はそのまま横になり、寝てしまったらしい。
ヒロコちゃんが枕と毛布を私の部屋に侵入し、頭を持ち上げてくれたらしいが、その時に私の首が大変な角度になっていたらしい。
可愛そう。私の首(涙
その後、恋愛バトルのような話を皆でしたりしてたらしいが。 私は寝返りをうったり動いたり、一説には色々ぶつけていたらしい。
私は一体...(遠い目
そうして皆はそれぞれ帰ることにしたらしいが。 玄関に近い所で寝てる私を「皆でまたいで」帰ったそうな。
....。
そうして残った女性3人は、お父さんとお母さんの部屋に侵入し。 布団を見つけ、引いて寝たそうな(笑)
そんなこんなで。 日曜の夜には皆から楽しかったとメールが届いていたので。
楽しかったのでしょう(涙)
覚えてないの! 今の私は、皆の話で繋ぎ合わせて行くしか 自分の行動を知る余地はありません(遠い目
しかしながら、皆が初めて来た家なのに布団の場所やサランラップの場所。 全てを次の日には把握していて、動きまわってる姿は頼もしかった。
ちゅうか、面白かった(笑)
さえ母に一連のことを報告した。
「アンタって、本当、はんかくさいね。」←方言ね。
うむ。 はんかくさいって言葉がピッタリです。
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夕方、ばぁちゃんをイトコの家に迎えに行った。 夜にはさえ父とさえ母が静岡の旅行から帰ってきた。(東京のさえ姉夫婦と一緒に旅行をしてたのだ)
いつもの家になった。 お土産を貰った。
可愛い小物入れとビーズのチョーカー。 凄い可愛くて嬉しかった。
さえ姉から電話が来た。 マキちゃんと内緒で送ったお酒を二人が凄い喜んでたこと。 毎日お母さんに怒られながら、さえ父がお酒を飲んでいたこと。 お父さんを押したら身体からお酒が出てきそうな勢いだったと言っていた。
お墓掃除の時が一番、さえ父が輝いていたそうだ(お墓掃除大好き人間 お墓にお酒をかけようとして、さえ母に何度も怒られていたこと。
日蓮聖人のどこだかのお寺を見に行ったのに、そのお寺に生えていた「アロエ」を見て
さえ父:こんな所でアロエに会えるとは! (←アロエ大好き人間
等と歓び
お坊さんにアロエを貰ったらしい(涙
おばあちゃんも積丹の温泉に行ったと言っていた。
私は仏さんにゴハンをあげようとして手が滑り、2.3日前に茶碗を一つ割ってしまっていた。 「ごめんなさい。」と謝るとばぁちゃんが言った。
茶碗で良かったさ。 皆が無事に帰ってきて、こうやって揃ったことが何よりだからなぁ。
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家族皆がバラバラになり、この4日間違う生活をしていた。 皆が帰ってきた。
いっちばん、幸せだ。
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