騎馬民族

2003年07月01日(火) イカ釣り

某友人:今日、釣りに行くんだー 行くか?
さえ:行きます!

と言う事で、リュックにさっさと荷物を詰め込み積丹方面へ向かった。
獲物は「イカ」
釣りなどしたことが無いのでイカでもなんでも同じな私は、ただただ楽しみだった。

積丹ななんども三度も言うけれど、私の大好きな所だ。
積丹のおいさんの家とは別方向だったので、真っ直ぐに釣り現場へ。

お酒を買ってー。ビールを買ってー。
おつまみは三つ子ちゃんのお母さんから「乾燥納豆」を貰った(これが超美味しくて釣りの間中、食べていた)

釣りの場所からの眺めは本当に綺麗で、海のキラキラと空・雲。
夜には北斗七星がはっきりと見え、向こう街の明かりがキラキラしていて綺麗だった。


++

釣り道具はもっていないので、友人から借りた。
竿など持った事無いのだけど、2.3時間も投げ続けていると「上手い、上手い」と褒めてくれるくらいには投げれるようになった。

しかし、しかし。
周りは本当におじさんやおじいちゃんばっかり。

横にいたおじさんの捕まえたカレイを見に行ったりして話をする。
なんか触れ合いって感じで、こういうのが好きだ(庶民

イカが釣れ始めた。
イカは墨を吐く。
そしてキュゥゥ、キュゥゥと鳴く。
可愛いのだ。


イカ釣りの達人もいらっしゃり、其の方から釣り方を教えて貰った。
イカが針にかかった時の感触は、なんともいえない。

達人に教えてもらってる時に、イカが釣れた。
イカを引き寄せ、持ち上げたときにイカが頭にあたった。

さえ:イカがぶつかりましたぁぁ
イカ:キュゥゥ キュゥゥ

暗闇で私にぶつかったイカが鳴いていた。

      そんなに私の頭、固かったかしらん。



夜になると、釣竿につけている「うき」が蛍光に光る。
イカ達がエサをつつくと「うき」が動くのだ。
おじさん達が釣り糸を投げると「うき」が流れ星のように見える。
海の上に「うき」達が浮かんでいる光景も綺麗だった。


++

蚊がすごくて困った私はスカーフを首と顔に巻いた。
しかし、保護するのが遅かったようだ。
顔5箇所。右手11箇所。左手4ヶ所も蚊にさされた。カユイ、カユイ。


夜を徹してイカを釣るおじさん達のバイタリティにビックリした。
一向に休む気配もなく、私は最後の方になると馴れない釣竿の重みで筋肉痛になり、ヨロヨロし「休憩」が多くなっていた。

      ただのおばーちゃんみたいだった。

座るたびにお酒を飲み、ツマミを食べ、海と空を眺める。
釣りは朝の3時をまわり、周囲が明るくなるまでしていた。


そう、そう。
私はコンビニから「割りこソバ」を買ってたのだけど。
暗闇で割りこソバは食べれませんね。あはは(笑)


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