2003年07月07日(月) |
【道北】札幌〜弟子屈(三香温泉) |
5月末から楽しみにしていた旅行。 釧路生まれなわりに、道北へはあまり行った事が無いので凄い楽しみだった。 年上看護婦さんとの二人旅。
温泉旅館に泊る事が目的だったので、バスタオルと小さなタオル、シャンプ&リンスなどをリュックに詰め込んで朝もはよから看護婦邸へ向かった。
朝から空は晴れ渡り、ドライブ日和って言葉と共に長距離を走ることができることにワクワクしていた。 看護婦さんの車へ乗り込み274号線をひたすら走る。 夕張を抜け樹海ロード。 樹海ロードは見事に緑・緑していて見ているだけで森林浴効果になるだろうと思われた。この樹海ロード、数年前の秋に通った。 秋の樹海ロード最高。
274に入ってからずーっと前も後ろも自衛隊の大きなトラックに挟まれており、前のトラックは5号車。後ろの車は6号車。
看護婦:私たちの車は6.5号車だね。 さえ:(笑)
++ 日高の道の駅にてラ・フランスのソフトクリームを食べた。 んまかった。
運転大好きな私は好んで運転をしているが、本当にこの看護婦さんは面白い。 助手席を横目で見ると、いつのまにかシートを倒している。
看護婦:士幌って書いてる方に走っていけばいいから。 さえ:はーい
1.2分して横を見るとすっかり寝ている。 方向音痴な私はひたすら走る。 士幌、士幌...。
私は今まで海の近くにしか住んだことが無く、今の家も15分も車を走らせれば海へ着いてしまう。だから、道北のように田園の続く風景や山に囲まれてる風景を見ていると、なんだか不思議な気がする。
【オンネトー】 あまり知られていないがオンネトーという小さな湖に連れて行ってもらった。 この湖、水が綺麗でキラキラしていた。 違う角度からみると、水の色が何色も変わって見えるらしい。 それでも私が見たオンネトーの水の色は透明とブルーで美味しそうな色だったよ。
【摩周湖】 数年前には其の名の通り見れなかった「霧の摩周湖」へ到着。 ほんの少しだけ霧がかかっていたけれど、摩周湖全部を綺麗に見渡すことができた。 この摩周湖には「カップルで晴れた摩周湖を見ると別れる」というジンクスがある。カップルが結構いた。
さえ:このカップル達、きっと別れるっすよ(悪魔の微笑
【三香温泉】 数年前に雑誌を見て看護婦さんが行きたいと思っていた場所だそうで、私は露天があるというだけで楽しみにしていた。 三香温泉さん、超お勧めです。私の温泉旅館ランキング1位になりました。
山小屋のような作りとダンティな支配人。親切そうな奥さん。 怖そうな顔なくせに甘えん坊だというハスキー犬達。 部屋も広く、満足満足。
早速、露天風呂に入りに行った。 山小屋の戸をカラカラと開け、もっと小さな小屋に向かいノレンをくぐると服を入れるカゴがある。 服をさっさと脱いで(ぉぃ)露天へ。
んー。気持ちいぃぃぃ。 お外なのにシャンプ&リンス&ボディシャンプなどが完備してある。
お風呂から上がりビール&ジュースを飲む。 ここの自販すごいっす。 超冷えていて、なんとも最高。 結構、温泉などの自販ってそんなに冷えてないことが多いのだけど、ほんと冷たくてグビグビ飲んだ。グビグビ(おっさん
++
露天は夜23時位まで大丈夫ですよと聴いていたので、22時頃寝てしまった看護婦さんをおいて1人で露天へ向かった。 露天は離れにあるので、外を少しだけ歩く事になる。 外と言っても裏庭って感じなので怖くは無い。
だーれも居ない露天に入り空を見上げていた。 そう言えば、今日は七夕だなぁと思いつつ星を見ていると急に露天全部の電気が消えてしまい、私は真っ暗になったことにビックリした。 しかし、それと共に今まで見えなかった星が見事に浮かび上がり、その綺麗さにみとれてしまった。
...でも
...でも
怖い。
どーして真っ暗になったんだろうか。 私が露天にいること分からないまま消されてしまったのだろうか(涙
変わらず流れているBGMと露天に流れるお湯の音。 空には満天の星。
もっと見ていたかったけれど、小心な私は15分ほどしてから着替えることにした。 しかし、真っ暗で何も見えない...。
急いで着替えて、小屋に戻ると変わらずのんびりしたBGMが流れていた。 今思うと、あの電気はきっと10時を過ぎると星を見るために消してくれるんだと思った。
三香温泉さん自体、民家から離れたところにあるので明かりを消すと本当に星が綺麗なんだと思う。
今度はもっと長時間、露天に入りながら星を眺めたい。
++
旅をしている人達が書く「思い出ノート」が部屋に置いてあった。 本州の方からもたくさん来ていたり、子供を連れて来ていたり、ライダーだったり。皆が三香温泉さんの家庭的な暖かさを褒めていた。
私も書いた。
私の字。
...汚い。
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